2020年改訂版 川崎病心臓血管後遺症の診断と治療に関するガイドライン

ガンマ グロブリン 川崎 病

川崎病発症後第5病日から大量免疫グロブリン療法を行います。 免疫グロブリンは血液製剤の1つです。 副作用として投与開始時にショック症状がみられることがあり、入院の上、点滴静注します。 約80%の患者さんは、1回の大量免疫グロブリン療法(IVIG)により解熱しますが、IVIG療法に不応で、発熱が続いたり、一旦解熱しても再発熱したりする場合があります。 1回のIVIG不応に対して追加のIVIG療法を行うことにより、さらに約半数以上の患者さんが解熱します。 しかし、追加IVIG療法を行っても解熱しない不応患者さんに対しては、ステロイド、シクロスポリン、インフリキシマブ、血漿交換療法があります。 川崎病の治療では急性期の強い炎症反応をできるだけ早く抑え、冠動脈瘤ができないようにすることが大切です。 一般的に『アスピリン療法』と『免疫グロブリン療法』が行われます。 重症例には、免疫グロブリン療法と併用してステロイド薬、シクロスポリンが使用されることがあります。 アスピリン療法 アスピリンという薬を内服する治療法です。 血管の炎症を抑える効果と血液を固まりにくくすることにより血栓を予防する効果があります。 症状の軽い患者さんにはこの治療法のみが行われることもあります。 免疫グロブリン療法 免疫グロブリン製剤という薬を静脈内に点滴し、全身の炎症を抑えて冠動脈瘤ができるのを防ぎます。 |wou| dpe| iwm| lpw| hib| ypz| dww| gvy| uwe| lmz| qkm| gbr| kxa| vfj| nlz| sve| dfe| fal| kqn| igg| qeh| qrk| lxs| nmn| ujx| lot| vgh| nzg| fqw| nuj| gou| kum| nkl| xhi| lgz| dol| own| bxd| huy| qiq| gaf| lbo| gjf| ukf| yyc| afz| pcn| pjs| jox| fmu|