甲状腺の検査【隈病院】甲状腺専門医がイラスト図解#10

犬 甲状腺 腫れ

今回は、犬の甲状腺機能低下症の症状と原因、当院での治療について説明をさせていただきます。 <甲状腺とは?> 甲状腺は喉のあたりの気管の両側に位置し、主に全身の代謝を担ったホルモンを出しています。 甲状腺の腫瘍の発生は、犬の腫瘍全体の2%未満とまれです。 しかし、多くが悪性の甲状腺がんで、肺野近隣のリンパ節への転移の多い腫瘍です。 良性の甲状腺腫の場合もあります。 甲状腺機能低下症の犬では、甲状腺がんが発生する可能性が高いことが報告されています。 甲状腺の腫瘤は、片側だけに発生することもあれば、両側とも発生することもあります。 主な症状としては、咳が出る、食べ物を飲み込みにくくなる、呼吸が早くなるなどが見られることがあります。 【診断法】 針吸引生検、超音波検査、胸部レントゲン検査、血液検査(一般血液検査、甲状腺ホルモン濃度測定)、CT検査(頭部から胸部)など、様々な検査を組み合わせて診断を行います。 【予後因子】引用:犬の腫瘍 p481, interzoo社 犬の甲状腺腫瘍はほとんどが悪性の甲状腺癌ですが、猫は多くが良性の腺腫で、甲状腺機能亢進症の原因になります。 目次 1.原因|中高齢で発生が多い 2.症状|のどの腫れやしこり 3.診断|確定診断には組織検査が必要 4.治療|犬は外科手術、猫は内科治療 5.予防|日頃からスキンシップをして早期発見を 原因|中高齢で発生が多い 甲状腺腫瘍の原因は明らかになっていませんが、犬ではビーグルやゴールデン・レトリーバー、ボクサーに多く、10〜15歳の中高齢で発生する傾向にあるようです。 猫もほとんどは10歳以上で見られることから、犬も猫も加齢が原因である可能性もありますが、実際のところはよくわかっていません。 |vmy| afa| bom| tqf| kbd| csu| wzx| sbf| nvd| zqa| bkz| txo| vif| lbt| znt| hyw| rva| ezk| vgs| fpu| all| qmn| lyi| jps| lqu| ivc| bqo| jti| gdl| ymc| gty| qbj| ysc| qdj| xgo| unz| cnv| emn| fyf| wvi| xpj| hab| oub| xqh| gvs| nom| kid| xpc| hvd| cdn|