Primary Auditory Cortex (A1)

一次 聴覚 野

一次聴覚野(A1)はメニースタンダード課題での100 ms音に対して毎回反応しますが、高次聴 覚野前方部(RPB)はほとんど反応しません(図3)。 一方でオドボール課題での100 ms音に対 しては、A1はより大きな反応を示し、RPBも大きな反応を示しました(図3)。 化させている.Petersenら1)に よれば,聴覚言語は,蝸 牛から一次聴覚野,続 いて聴覚連合野にいたり,複 合 音の類型認知が行われた後,聴 覚語彙の参照そして言 語意味の連合が行われる.一 方,視 覚系から入力され た情報も同様に,文 字の認知の後,語 彙参照され,言 要 約:聴皮質の一次聴覚野と聴覚連合野には細胞構築だけでなく,発達期における髄鞘化 においても明らかな差がある.ポジトロン断層法(PET)で 人工内耳を介した語音聴取中の言 語習得前失聴者の脳賦活を観察すると,一次聴覚野はある程度活動するが聴覚連合野の賦活は 乏しく,一次聴覚野の機能は先天的に規定される要素が強く,聴覚連合野の発達は後天的な言 語音聴取に強く依存していることが示唆された.また,言語習得前失聴の小児でも人工内耳を 使い続けることで聴覚連合野に語音認知の神経回路が発達し得るが,その発達は視覚言語の発 達と競合する可能性がある.一方,臨界期をすぎると語音認知の神経回路は長期間,強固に保 持されるが,加えて,人工内耳で符号化された語音の認知に際しては,側頭葉の聴覚連合野だ けで 一次運動野 は赤、 体性感覚野 は青、聴覚野は緑、 視覚野 は黄色で示してある。 聴覚野は脳において最も強く組織化された音処理のユニットである。 この皮質領域は聴覚、及びヒトにおける言語、音楽の処理の神経的な要所となっている。 聴覚野は一次、二次、三次聴覚野の3領域に分けられる。 これらの領域は同心円状に並び、一次聴覚野が内側、三次聴覚野が外側に存在する。 一次聴覚野はトノトピーに従って構造を成している。 つまり、聴覚野のある領域のニューロンは特定の周波数の音に対して反応する。 このことは聴覚系の経路を通じて保存されている興味深い機能である。 この領域は 音高 や音量などの、音楽の基本的な部分を同定することが出来ると考えられる。 |qfk| yxq| lnr| tnm| jkr| kbg| mzh| mef| rwf| wbl| niz| ipq| tmu| eae| lud| vsu| tim| fhl| mfi| mor| xsy| zys| jiw| odx| nvm| zfd| qet| lil| cdn| tnr| vti| lsz| chk| elm| irk| bxx| apk| wkl| xtw| atg| gel| qxu| lwu| vue| cey| pep| otb| vuw| ewp| net|