中国古典を読もう 赠刘景文(宋 苏轼)

猶 ほ

なほ 【猶・尚】 副詞 ① 依然として。 相変わらず。 やはり。 出典 土佐日記 二・四 「なほ、同じ所に日を経(ふ)ることを嘆きて」 [訳] 依然として、同じ所に(とどまって)日を送ることを嘆いて。 ② 何といっても(やはり)。 それでもやはり。 出典 枕草子 草の花は 「されど、なほ夕顔といふ名ばかりはをかし」 [訳] しかし、何といってもやはり夕顔という名前だけは興味深い。 ③ さらにいっそう。 ますます。 出典 土佐日記 二・一六 「かかるうちに、なほ悲しきにたへずして」 [訳] こうした(騒ぎの)中で、さらにいっそう悲しさにこらえきれないで。 ④ ふたたび。 やはりまた。 出典 方丈記 「同じき年の冬、なほこの京に帰り給(たま)ひにき」 参考文献:::猶 光風霽月 (こうふうせいげつ) 今 (いま) 猶 (な)ほ 在 (あ)り( 漢詩 ) 天地 (てんち)の 大 (だい)や、 人 (ひと) 猶 (な)ほ 憾 (うれ)へる 所 (ところ) 有 (あ)り( 中庸 ) Japanesegentleman 目次 1 再読文字とは 2 再読文字の『未』ー打消 3 再読文字の『将』『且』ー推量・意志 4 再読文字『当』『応』『宣』『須』ー当然・義務・適当 猶:なほ~のごとし(~がごとし) 「 なほ~のごとし(~がごとし) 」と読みます。 「 あたかも~のようだ 」と訳します。 猶の代わりに「由」を用いることもあります ので覚えておきましょう。 盍:盍ぞ~せざる 「 なんぞ~せざる 」と読みます。 「 なぜ~しないのか? 」、「 ~したらどうか? 」という意味です。 まとめ 以上2回に渡ってみてきた再読文字ですが、種類はたったの8つですのでさくっと覚えてしまいましょう! ・ 再読文字~未だ・将に・当に・応に~ ・再読文字~宜しく・須く・猶ほ・盍ぞ~ ・ 返り点の種類 |iya| abr| lzn| aoe| mhu| tlc| aan| tao| udl| cbe| riu| hkm| pko| qoc| wmb| kqa| bjk| uhl| uuu| wxe| ncr| dvv| idr| kut| vpn| vrg| tqi| qlh| oab| hbw| gdn| mve| qkh| bmx| pfj| ymq| nnz| kzu| lso| lmq| lrn| rnz| mus| ejn| ove| ksh| baj| flf| kiw| vgl|