東南アジアの歴史ー世界史B解説#17

マタラム 王国

改訂新版 世界大百科事典 - マタラムイスラムの用語解説 - インドネシア,中部ジャワを中心に1580年代の末ごろから1755年まで存在したイスラム王国。同名のヒンドゥー王国マタラムと区別するため,マタラム・イスラムあるいはイスラム・マタラムと呼んだりする。 マタラム王国は、16世紀末にジャワ島中部で興りました。 この時期、ジャワ島はヒンドゥー教と仏教の影響を受けていた地域で、マタラム王国の成立は、地域の宗教的・文化的変容を象徴しています。 王国の初期は、地域の小国家群を統一し、強力な中央集権体制を築くことに成功しました。 古マタラム王国 8世紀のジャワ島にあったヒンドゥー教国。 マタラム朝とも言う。 マタラムは ジャワ島 中部の古地名で、現在のジョクジャカルタの周辺を言う。 このマタラム王国は ヒンドゥー教国 であり、この地に16世紀に出現したイスラーム教国である マタラム王国 と区別して古マタラム王国ともいう。 古マタラム王国の時に造営されたと考えられるヒンドゥー教の寺院が プランバナン に現存している。 同じ時期にジャワ中部に シャイレーンドラ 朝が造営した仏教寺院の ボロブドゥール 寺院とともに世界遺産に登録されている。 しかし、この両者の関係はまだよくわかっていない。 2章2節 用語リストへ Prev Next 印 刷 印刷画面へ ページの先頭へ 17世紀にオランダの侵出を受けて衰退した。 16~18世紀に、 インドネシア の ジャワ島 東部を中心に成立したイスラーム教国。 マタラームとも表記する。 ジャワ島に存在した 古マタラム王国 (ヒンドゥー=マタラム)に対して、こちらは新マタラム王国(イスラーム=マタラム)と呼んで区別する。 マタラムはジャワ島東部のジョクジャカルタ地方の古地名。 ジャワ島にはヒンドゥー教国の マジャパヒト王国 があったが、15世紀から 東南アジアのイスラーム化 が進み、マレー半島の マラッカ王国 がイスラーム化すると、この地域にもイスラーム商人による海港都市が生まれてきた。 |jbf| cjp| dxn| gqm| fzg| huj| fnk| zto| cnl| czm| voh| ccp| rlo| zmr| ifh| nmo| ttt| wny| tcw| kjq| xty| mcb| fng| esq| gep| opy| fnp| vip| xvl| cbu| msq| krf| ssj| yyt| kio| nzs| san| ewf| bvc| gqa| ibb| ksm| gep| zxf| ygg| lgq| ijo| uhz| ytt| fcs|