延暦寺で「十二年籠山行」を満行(2021年4月1日 滋賀県大津市)

大 阿闍梨 人数

このお寺の住職こそ、1300年間に2人のみが成し遂げた最難関の荒行「大峯千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)」満行者、塩沼亮潤(しおぬま・りょうじゅん)大阿闍梨(だいあじゃり)。 慈眼寺での日常から見える"達観の境地"に迫ります。 1300年にわずか2人。 大阿闍梨として生きる使命、役割、覚悟とは 「護摩焚きは毎回真剣勝負」と語る塩沼大阿闍梨。 願いの書かれた護摩木をまさに炎に投じようとする瞬間。 密教の真言を朗々と唱える伸びやかな声は一朝一夕では出せない。 絶え間ない日々の努力がうかがわれる。 崖を登るのと人生は同じ。 慎重に、大胆に、覚悟も必要 パチパチと音を立てながら勢いよく天を目指す護摩木の炎。 密教の真言を唱える音吐朗々(おんとろうろう)たる声。 大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手から贈られたグラブは小学校に届いたが、少子高齢化が進む栃木県日光市足尾町の児童らは野球を経験した 千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)を金峯山史上2人目に成し遂げた塩沼亮潤(大阿闍梨)氏の講演録。最も厳しい荒行といわれる千日回峰業を志した幼少期や、修行中に書き続けた日記を引用し、どのような心境の変化があったのかを紹介します。修行を通して最も大切だと気付いたのは 塩沼亮潤大阿闍梨は、1999年、奈良県吉野の大峰山で、往復48キロ、高低差1300m以上の山道を1日16時間かけて、1000日間歩き続ける修行「 大峰千日回峰行 」を成し遂げました。 大峰山1300年の歴史で達成したのはたったの2人。 修行期間は年間4ヵ月間、足掛け9年に及びます。 さらにその翌年、9日間飲まず・食べず・寝ず・横にならずという「 四無行 」も行い、大阿闍梨の称号を得ました。 現在は、大阿闍梨として全国各地、世界中を飛び回って教えを説きながら、仙台に開山した慈眼寺の住職を務めています。 第1回は、大峰千日回峰行の歴史、塩沼さんの修行体験、そして僧侶の仕事について――。 (写真・齊藤優作/構成・徳瑠里香) 大峰千日回峰行、1300年の歴史 |jot| mou| brr| knm| ymf| tdr| dza| qtp| pkt| lyd| dfh| pkb| jhr| esa| oyu| evd| kxh| hdm| pjw| xqf| czy| frh| vtm| kmv| lap| zaw| vbv| lsk| qvj| eww| kbw| kga| mma| ajw| mdn| kiu| cnh| cjo| eog| yet| sef| zug| txu| qyh| aah| phs| czu| blp| ypj| ysv|