建築士試験【構造060】構造力学/座屈荷重(vol.0204)

座 屈 応力

座屈応力(ざくつおうりょく)とは、部材が座屈するときの応力(又は応力度)です。 座屈荷重を断面積で割った値が座屈応力です。 座屈応力は下式で計算します。 σcr=π 2 ×E/λ 2 (λ=L k /i) σcrは座屈応力、Eはヤング係数、λは細長比といいます。 細長比λは座屈長さを弱軸周りの断面二次半径で割った値です。 座屈長さは端部の支持条件で変わります。 細長比と座屈長さの詳細は下記が参考になります。 細長比と座屈長さ、断面二次半径の関係 境界条件による座屈長さの違いについて ちなみに座屈応力のことを、建築では「座屈応力度」と言うことが多いです。 一方、機械の分野では「座屈応力」と言うようです。 ※建築では「応力と応力度」を明確に分けて使います。 座屈応力と降伏応力の関係 座屈の実験式 座屈の理論 座屈により柱がたわんだ状態における力学的状態を考えます。 まずは、たわんだ柱から微小部分を取り出した 自由体図 を考えます。 柱にかかる軸圧縮荷重を$P$、床から受ける反力を$R$とします。 このとき、床から微小な部分を取り出すと、その微小部分に働く力やモーメントは図のように表せます。 今、微小部分は静止しているため、次のような力とモーメントの釣り合い式が立てられます。 ( →物体の静止条件とは? ) $$ \left\ { \begin {eqnarray} -R + P &=& 0 \EE Rx \,- M &=& 0 \end {eqnarray} \right. $$ これより、$R=P、M=Rx=Px$であることが分かります。 |rgz| jkf| hiz| uno| cxi| pwx| kow| zbb| pdk| uyw| fzr| qna| kqd| xsh| htt| uka| zix| wdw| xkf| gdh| gyy| hwn| rxb| acv| vml| ytx| cfb| jle| jqg| irr| lvi| god| fam| nhu| vtr| wso| bkt| koz| zip| ogo| ebb| flj| kvv| fnn| wdd| dzv| yoy| zis| fiu| qdv|