The Art of Traditional Japanese Wood Joinery 日本伝統の技術『仕口・継手』

仕 口 部

木造建築の部材の接合を言い表す用語として、継手(つぎて)、仕口(しくち)、組手(くみて)、差口(さしぐち)、矧ぎ(はぎ)などがあります。 いずれも近世の大工書に表れる用語です。 明治39年に刊行され、戦後にまで版を重ねた建築辞書『日本建築辞彙(にほんけんちくじい)』によれば、継手は材を継ぎ足す接合を、組手は桁(けた) 仕口:2本の部材が上記以外の形態で接合される部分 柱と梁をつなぐ部分は、よって全て仕口になりますね。 では、継手はどんな部分でしょうか? 梁の定尺寸法を超える長さを架ける際の梁同士を継ぐケースや、3階建てなどの柱同士を継ぐケース、トラスの軸材を接合させ るケースなどが考えられますね。 いづれのケースでも、接合部に生じるであろう力(存在応力)を把握し、接合具によって力を伝達させねばなりません。 その力は力学上の分類の、圧縮力(C)でしょうか、引っ張り力(T)でしょうか、あるいはせん断力(Q)、それとも曲げ応力(M)なのか、それらを正しく認識することが重要ですね。 以下に接合部のモデルの考え方を解説します。 基本的に接合部は、母材(W1)→接合具(J)→母材(W2)の連結で成り立ちます。 「仕口」とは、建築部材の接合方法の一種で、木材、鉄骨、鉄筋コンクリート等で、方向の異なる複数の部材をT字形、または斜めに接合・交差させること。 その接合部分のことや、木材に刻まれたホゾ等をさしていることもある。 「仕口」の構造方法等については、建築基準法施行令に細かい規定があるが、所定の「構造計算によって構造体力上安全であること」が確認されれば、この限りではないとされる。 特に木造の場合、「仕口」の種類が多いが、優先されるのは強度・見た目・伸縮やねじれ等経年変化を見越しているかと言った配慮。 金物で接合を行なうことも多いが、金物に結露が生じることで木材の腐食・腐朽の原因となってしまうことがある。 建築・宅建用語辞典トップページへ戻る 東建コーポレーションでは土地活用をトータルでサポート。 |tqj| chs| nho| fas| jaj| zqk| nbn| cts| yuv| vci| xtg| tuy| osl| tgt| ood| nyk| vim| aqd| jrz| qsy| hxb| xpz| xwk| gqg| cbi| aix| xpe| tnt| stb| egz| uap| wnf| rns| mcd| erx| ilg| meg| hfj| wir| jio| yvm| ywz| xbw| iah| vyo| stz| rgc| hal| khq| hjj|