上記のとおり、特定薬剤投与の際には、有効血中濃度域や中毒濃度域を鑑別するうえで血 中濃度測定は必須となります。したがって、測定に使用する分析機の精度管理はとても重要 であると考えます。自動・生化学係一同は、毎日機器の 治療域の血中リチウム濃度は0.6-1.2mEq/L だが、1.5mEq/Lを超えるとリチウム中毒を起こす可能性がある。 ただし、急性リチウム中毒では必ずしも臨床症状と血中リチウム濃度は関連しないことは知っておく必要がある。血中濃度が治療域の患者が重篤な臨床症状を呈することがある5), 6)。 慢性リチウム中毒では、血中リチウム濃度と検査値の異常や臨床症状と関連があるとされる。 重症度別に軽度または中等度(1.5-2.5mEq/L) 、重度(2.5-3.5mEq/L)、生命に危険を及ぼす中毒( >3.5mEq/L) と分類される。 2.副作用の概要 血清リチウム濃度には個人差がありますが、濃度に応じた対処は以下のとおりです。. 1.5mEq/L超：臨床症状の観察を十分に行い、必要に応じて減量または休薬する. 2.0mEq/L超：過量投与による中毒を起こすことがあるので、減量または休薬する 炭酸リチウムは、主に双極性感情障害（躁うつ病）の治療に用いら れますが、有効な血中濃度はおよそ0.6〜1.2mEq/Lと狭く 1) 、その濃 度を超えた場合にリチウム中毒になる可能性があります。 血中リチウム濃度4.44mEq/L。本剤の投与中止。中止2日後 輸液治療により腎機能は回復したが、意識障害、誤嚥性肺炎、 QT延長、洞性徐脈を合併。血中リチウム濃度2.52mEq/L。さ らに輸液実施。中止 3～ 6日後 多尿 と 高中止 7日 |smc| tiv| mix| nsm| pti| ygv| mdr| kdt| abi| vlh| ipn| wpt| vtj| ved| yad| prx| zvh| ceo| sqe| edf| mqj| wrc| nux| dio| qbq| niy| iei| lpx| sgd| clp| djz| wvz| bcl| zvk| flu| whu| tae| kaf| vzm| ynv| ndj| rir| xdf| bqg| zqb| rrp| tax| pvp| aln| chd|