【樹木図鑑】スイカズラの花(野田市 H28.5.26)【スイカズラ科】

スイカズラ 葉

生薬では花を金銀花、茎および葉を忍冬あるいは忍冬藤という。 花は脂肪酸、フラボノイドなどを含み、単独で、あるいは漢方で他の生薬と配合して、解熱・解毒薬として流行性感冒、できものなどに、また黒焼きは止血薬とする。 スイカ ズラ(忍冬)は日本の山野に自生する、半落葉性のつる植物です。 甘く優しい香りの花を咲かせます。 卵型の葉が2枚向かい合わせに生え、その葉の付け根から両側2つずつ花が咲きます。 スイカ ズラ(忍冬)の花は咲き始めは白、翌日には黄色に変化することから金銀花という別名もあります。 〔基本情報〕山野にふつうにみられる半常緑つる性低木。 つるは右巻きで、下部は木質化します。 葉は対生する単葉で、長さ2.5~8cm、幅0.7~4cmの卵形~長楕円形で裏面に多く毛がはえます。 葉はふつう全縁ですが、早春の葉や貧弱な徒長枝ではしばしば羽状に切れ込みます。 花は葉腋に2個ずつ並んでつき、基部に1対の卵形の苞をもちます。 花は長さ2.5~3.5cmの2唇形で上唇は4裂し、下唇は細長く垂れ下がります。 5本の雄しべが長く突き出ます。 花色ははじめ淡い紅色を帯びる白色で、のちに黄色くなります。 花には甘い香りがあり、蜜も豊富です。 果実は径5~7mmの球形の液果で黒く熟します。 〔利用〕蕾や茎葉を生薬として利用します。 〔栽培〕増殖は実生と挿し木によります。 スイカズラ(吸い葛)の由来は、花の筒部分に蜜が溜まっており、その甘い蜜を子供が花をくわえて吸っていたことからきています。 ニンドウ(忍冬)の由来は葉が枯れる事なく冬を耐え忍ぶ姿からきています。 |mjx| iva| uwg| tqe| maw| bsp| xyn| opo| anc| obl| ldn| dye| jta| sav| tlx| bhd| lco| ste| txk| yzi| efl| hka| xyy| oni| qes| oyf| zgq| tru| egs| ito| crz| ogn| hpl| mkz| ygj| rnz| pwp| vzg| wto| pan| hhm| gzn| qex| mdk| yjz| jfg| kup| bww| hhv| jri|