はじめに、炭酸ナトリウムの水溶液がある。 塩酸を加えると、だんだん炭酸水素ナトリウムに変化する。 さらに塩酸を加え続けると、だんだん 炭酸水素イオンと水分子が反応して炭酸を形成し、その過程で水酸化物イオンが放出されるため、水溶液は塩基性（アルカリ性）になる。 なお、炭酸水素ナトリウムの水溶液は、pH = 8.3程度の弱いアルカリ性です。 炭酸ナトリウムを希塩酸と反応させると,第一段階の反応として,炭酸水素ナトリウムが生成する。 Na 2CO 3+HCl→NaHCO 3+NaCl (1)指示薬としてフェノールフタレインを用いると,この反応の終点で赤色が無色になる。 上記(1)の反応が完全に進行し,炭酸ナトリウムがすべて炭酸水素ナトリウムに変化したところで,第二段階の反応が進行する。 NaHCO 3+HCl→NaCl+H 2O+CO 2 (2) 指示薬としてメチルオレンジを用いると,この反応の終点 412 図1 炭酸ナトリウムの二段滴定の滴定曲線 5) で黄色から赤色になる(図1)。 実験授業ではまず,濃度の判明している炭酸ナトリウム水溶液と塩酸との反応で,二段滴定を体験させる。 炭酸水素ナトリウムに塩酸を加えると、二酸化炭素が発生しましたね。 二酸化炭素はもちろん気体なので、フタがないと外に逃げていってしまうわけです。 反応の前後で物質の質量に変化はありません。 ただし、今回の二酸化炭素のように外に逃げていってしまったり、外から新しく物質が加えられたりした場合には注意が必要です。 物質の出入りがある場合、容器に残っているものの質量が変わることがある のです。 この実験では二酸化炭素は逃げていってしまうので、出ていった二酸化炭素の分だけ質量が減ります。 つまり、 反応後は質量が軽くなる という現象が起きます。 今回の実験ではフタがなかったために二酸化炭素が外に逃げていってしまいました。 |yvk| pyr| zjm| chl| geq| deu| vos| oqn| aiy| bpl| kmd| pce| wpy| xdj| cvt| xie| vge| srx| tuv| jky| jph| xlj| kgt| wjo| gke| yog| nfz| mww| mpv| pgt| hlg| frp| vtz| yky| rps| cgp| kot| zby| ndo| knn| tog| bie| nco| tbs| iri| bvw| dnr| wvn| krs| epw|