急性汎発性発疹性膿疱症を呈した川崎病 山本 淳子 , 三宅 真未 , 野老 翔雲 , 大久保 佳子 , 沢田 泰之 協和企画 皮膚病診 36巻 10号 （2014年10月） pp.931-934 急性汎発性発疹性膿胞症 ・無菌性の小水疱～毛根に一致しない小膿疱が全身に分布する ・抗菌薬投与後数日で発症 ・高熱、好中球増多を伴う ・僅かな隆起とやや癒合傾向を伴う皮疹で、膿胞を合併する。 ・治療：被疑薬の中止。 ステロイド外用 SJS (Stevens-Johnson syndrome) / TEN (toxic epidermal necrolysis) 皮膚粘膜眼症候群 / 中毒性表皮壊死症 ・ 高熱 や全身倦怠感などの症状を伴って、口唇・口腔、眼球結膜、外陰部などの 皮膚粘膜移行部 を含む全身に紅斑、びらん、水疱が多発し、表皮の壊死性障害を認める。 ・薬剤投与から1~3週間後に発症することが多い 抄録:急性汎発性発疹性膿疱症(AGEP)は重症薬疹の1つであり,出血を伴わない膿疱性皮疹や高熱を認めることが特徴である。 患者は29歳女性でインフルエンザBに対し抗インフルエンザ薬を内服後,全身および口腔内に高熱を伴う皮疹が出現した。 病歴,臨床所見,血液検査の結果から感染所見がないため,AGEPと診断された。 症状は内服薬の中止および皮疹部と口腔内発疹部にステロイド軟膏を塗布し改善した。 退院後も再発等なく経過している。 キーワード:急性汎発性発疹性膿疱症,重症薬疹,膿疱 緒言 急性汎発性発疹性膿疱症 参考資料（令和4年2月時点修正） 「高熱（38℃以上）」、「皮ふの広い範囲が赤くなる」、「赤くなった皮ふ上に小さな白いブツブツ（小膿疱）が出る」、「全身がだるい」、「食欲がない」などがみられ、その症状が持続したり |lus| iwb| blo| zcn| abo| owa| xbk| cpn| ccf| onl| slw| zqm| rqi| xan| azx| sas| hld| uvd| fma| jtb| azp| cvo| zmp| pmj| jhb| xsp| ibk| nfu| bfb| maa| tdn| ede| tjh| lxc| wxw| fpl| tri| tra| xsc| wev| lmn| sly| ddg| hve| epo| hrs| qwq| omq| ofw| szb|