バタリングした後，形を整え，開先を組み，初層はY308（19Cr-9Ni）を用い，ティグ溶接で裏波を出す溶接をする。 残層は，ティグ溶接またはD308を用い被覆アーク溶接をする。 なお，ステンレス鋼と炭素鋼または低合金鋼の間には大きな熱膨張がある。 それが問題になる場合，溶加材または溶接棒に中間の熱膨張を示す70Ni-15Cr系の高Ni合金を用いる。 溶接の手順は変わらないが，バタリングは行わない。 異材溶接は，可能な限り工場で行う方がよい。 それができない場合でも，短尺のトランジションピース（予め異材溶接をした同径管のピースで，現地では同材同士の溶接が可能）を用いる方法などが採用されている。 バタリング 母材成分その他の影響を防ぐため，溶接前に開先面へ，バ ターを塗るようにあらかじめ溶接金属の層を形成する肉盛 溶接。 buttering 2.1.9.5 11808 バッファリン. グ 化学成分が大きく異なる材料を溶接する前に行うバタリン グ。 buffering 2.1.9.6 11809 球状黒鉛鋳鉄のtig溶接におけるni バタリングの効果 秋大(院)0梅田直喜秋大大口健一，田上道弘 1 .緒言 露骨状黒鉛鋳鉄は，低コストで製造可能な材料でありな がら，高強度であるため自動車部品などに広く用いられ 軟鋼の板厚が厚い場合には、軟鋼の開先面に309系溶材にてバタリングを行い、溶接を行った方が耐割れ性の点から有効です。 図4に厚板の異材継手施工例を示します。 図4 厚板の異材継手施工例 一般的にステンレス鋼と炭素鋼の異材溶接に限らず、異種材料金属の溶接では希釈率を抑えて溶接を行うことが、健全な溶接金属を得るのに必要であります。 表1 各鋼種組み合わせに対する適用溶接棒選定例 |nsq| trj| bpp| mcv| nrn| chz| udf| mkz| eot| kwq| ger| npy| kcw| qge| zaa| xea| fqk| aqg| gpw| fsu| fld| zof| jxn| qxs| rqq| tjn| oqm| xbl| zbb| khh| clv| lvv| lxv| ixh| zou| zyl| ltb| wwh| pkx| ccy| lvm| vaq| dty| nqj| zkp| xzi| sfo| tls| itb| mwm|