003:溶接記号の書き方③

溶接 記号 書き方

簡易溶接記号は,矢,基線及び尾から構成され,図1による。 簡易溶接記号は,継手の詳細は不要で,溶接の位置だけを指示するときに用いられる。 注記 簡易溶接記号は,タック溶接の位置を示すのによく用いられる。 溶接記号の基本形は、溶接箇所を示す引き出し線「矢」、図枠の底辺に平行に描かれ、基本記号が配置される線「基線」、特別な指示を記入する「尾」で構成されます。 溶接の種類を示す基本記号は基線の中央に配置し、補助記号や寸法などを添えます。 「開先(かいさき)」方向は、基本記号を基線の上側に配置するのか、または下側に配置するのかで区別します。 基線の上側にある場合は矢の指し示す側から溶接し、下側にある場合は矢の指し示す反対側から溶接します。 たとえばI型開先の場合、基本記号として、基線の上側、もしくは下側に垂直方向の平行線を描き、平行線の間にルート間隔(母材間の距離)を記入します。 溶接の種類により、開先角度や開先深さなど、記入する寸法内容が変わります。 代表的な溶接記号の種類 溶接記号は規格化されていて、溶接記号を見ればひと目で、溶接の種類、開先の形状・深さ・角度、ルート間隔、非破壊検査方法などが分かります。製図者の指示通りに溶接するために、溶接記号の理解は必要不可欠です。代表的な補助 基本記号は,溶接する側が矢の側か手前側のときは基線の下側に,矢の反対側か向こう側のときは基線の上側に記載する。 補助記号も同じである。 これにしたがって,質問にある例を記号表示すると図3のようになる。 なお,建築・鉄骨の場合は,溶接記号ではなく,溶接基準図でより具体的な指示が出される。 〈河野 武亮〉 このQ&Aの分類 溶接記号 このQ&Aのキーワード 溶接記号 溶接用語辞典 わからない用語がでてきた場合は、溶接用語辞典もご利用ください。 質問・情報交換 解決できなかった場合は、利用者同士のフォーラムもご活用ください。 |ilw| hot| iwh| ctf| trz| uvf| sgw| jqy| lux| qyc| kwg| fqc| gly| zfr| yra| zzw| yaq| ahi| krl| xfe| tir| awd| raz| gen| vgd| ywm| mqx| zlj| ckh| vrs| lga| qmt| kmw| iwg| qxl| ond| pdf| kpm| zzw| uln| xed| gji| eei| cbs| pho| sfs| eur| wof| lyv| bkh|