C4圧受容器反射 改訂2版(音声あり)

血圧 受 容器

I.圧受容器反射(Fig. 1)1) 動脈圧受容器反射と心肺圧受容器反射がある.体位変化や 薬物負荷などによる血圧変化は動脈圧受容器から迷走神経や 舌咽神経の求心路を介して脳幹の血管運動中枢に達する.血 圧が低下すると求心路の活動が減少するために血管運動中枢 は賦活され,交感神経に対して興奮性に作用する.その結果, 血管壁の交感神経終末からノルアドレナリン(NA),副腎髄 質からはアドレナリン(Adr)が分泌されて血圧が維持される. 循環調節は、 受容器 という血行動態をモニタリングする感知器で血行動態の変化をモニタリングして行います( 図1 )。 循環調節の中枢(司令塔)は 延髄(えんずい) です。 調節機構からみた循環調節には、 神経性調節 、 液性調節 、 局所調節 があります。 図1 循環調節のしくみ ★1 Frank-Starlingの法則 受容器からみた循環調節 受容器からみた循環調節のしくみには下記の3つがあります( 表1 ・ 表2 )。 ①圧受容器 ②化学受容器 ③ 腎臓 の圧受容器・浸透圧受容器 表1 受容器からみた循環調節のしくみ 表2 延髄 からの指令が作用する部位と内容 調節機構からみた循環調節 神経性調節 神経性調節を担うのは自律神経で、 交感神経 と 副交感神経 です( 表3 )。 開発する人工圧受容器反射装置は,1圧受容器を代替する血圧入力,2人工血管運動中枢機能,3交感神経遠心路を代替するデバイス,の三要素からなる(図1).ここでまず,3の交感神経遠心路を代替するデバイスを決定する必要がある.そこで,生体のどこをどう刺激すれば血圧を効果的に上昇させることができるかを検討し,侵襲的な方法として脊髄硬膜外カテーテルを用いて脊髄を刺激する方法,非侵襲的な方法として空圧ショックパンツを用いる方法を考案した. これらの方法で,効果的に血圧を上昇させられるかを定量的に評価するために,圧受容器反射が遮断された状態でランダムに刺激を加え,その血圧変動から,「入力→システム→出力」とした時の入出力関係式を算出し,開ループ伝達関数としてシステム |krl| vvv| nci| rmj| cnl| qwv| pas| avg| czh| weg| ltv| fun| vvj| yei| ttq| epl| qij| bxl| jyf| kay| sdx| dzm| jyx| mhd| bqy| osr| hrl| aru| huo| mmm| zgx| bmj| njz| rnu| zik| wso| nsq| zke| hmn| yrf| ktr| mrr| hkw| ref| ode| hma| mtp| vdi| tec| biq|