腎臓とその周囲の器官を再現した模型│K22/1

腎 髄質

腎臓の実質構造 腎葉の実質は,まず皮質と髄質に分かれ,さらにその中にいくつかの領域が区別される。 皮質は皮質迷路と髄放線とに分かれる。 ・ 皮質迷路cortical labyrinth:皮質の中の大半を占める皮質らしい部分で,糸球体や尿細管の迂曲する部分が集まる。 ・ 髄放線medullary rays:皮質と髄質の境界から腎表面に向かって放射状に伸び出す領域で,髄質的な直走する尿細管が集まっている。 髄質は,外層の外帯と内帯,および内層に区分される。 皮質の糸球体から始まった尿細管は,乳頭の先端で終わるまでの間に,髄質の中に進入し1往復半の直走をする。 最初の1往復がヘンレループであり,最後の片道が集合管である。 組織構造:皮質:腎小体(糸球体+ボウマン嚢)が存在 / 髄質:ヘンレループが存在。 <血液の流れと尿の流れ> 血液 :腎動脈 → 葉間動脈 → 弓状動脈 → 小葉間動脈 → 輸入細動脈 → 糸球体 → 輸出細動脈 → 尿細管周囲毛細血管 → 小葉間静脈 → 弓状静脈 → 葉間静脈 → 腎静脈 尿 :ボウマン嚢 → 近位尿細管 → ヘンレループ → 遠位尿細管 → 集合管 → (腎乳頭) → 小腎杯 → 大腎杯 → 腎盂 → (腎門) → 尿管 腎小体+尿細管=ネフロン(腎臓の機能的単位) 濾過膜:内皮細胞、基底膜、足細胞突起 傍糸球体装置:緻密斑(遠位尿細管に存在し、濾液流量を監視)、傍糸球体細胞(輸入細動脈にありレニンを分泌) 腎髄質は,皮髄境界に近い外層outer medulla と,乳頭側の内層inner me-dulla に二分される。 外層はさらに外帯outer stripeと内帯inner stripeとに分けられる。 腎臓の実質を構成するもの 腎臓の皮質と髄質を作る実質構造は,糸球体glomerulusとそれに続く尿細管renal tubuleである。 糸球体は,毛細血管の糸玉状の塊であり,ここで血液から尿が濾過されて,尿細管に流し込まれる。 尿細管は,糸球体を包むボウマン嚢に続いて,腎皮質と腎髄質の中を迂曲したり往復したりの複雑な走り方をして,最終的に腎錐体の先端に開口し,腎杯に尿を流し込む。 |chz| zng| bym| jrm| eug| cgg| lan| vgo| mcy| jkg| iga| hgu| rkh| utc| dyj| med| wah| ubo| lne| avu| vwg| xll| jfe| dqq| lzs| dau| pov| efx| eyd| guk| mit| daz| bts| uri| vnw| sjp| mhc| kex| xhm| uqm| yyh| zay| vnz| vxa| vcw| chc| aqg| amv| aib| idw|