前回、心臓の役割をお話ししましたが、その心臓から送り出される血液が流れる血管についてのお話しです。 人間の血管には動脈（心臓から全身へ）、静脈（全身から心臓へ）と毛細血管があります。動脈は全長約10万 と推測されて 心臓から送り出された血液が心臓に戻ってくる流れ 心臓→動脈 動脈を通じて全身へと、栄養や酸素を豊富に含んだ血液を送り出す 動脈→全身 身体中の臓器や末端へ血液を送り込み、栄養や酸素を届ける 同時に体中から、二酸化炭素や老廃物を回収する 全身→静脈 二酸化炭素や老廃物を含む、いわば汚れた血液は静脈を通って心臓へと返っていく 静脈→肺 血液から二酸化炭素などの老廃物が取り出されて空気中へ排出される 同時に、新鮮な酸素が血液に供給される（呼吸） 肺→心臓 肺で新鮮な状態になった血液が心臓へ流れ込み、心臓から再び全身へ送り出される 動脈と静脈について 動脈では、心臓が血液を全身へ行き渡らせるためにとても勢いよく血液が流れています。 ひと度、電気信号が発信されると、心房の筋肉全体に均等に電気信号が伝わり、心房が収縮して心室へ血液が送られます。 さらにその電気信号は、「房室結節」という電気の通り道を通って、心室の真ん中の筋肉内に入り込みます。 その電気信号は二手に分かれて（右脚と左脚）、右の心室と左の心室へ均等に伝わることにより、両心室の筋肉が同時に収縮し、心臓の外に血液を送り出すのです。 つまり、まず上部の心房が収縮し、房室結節を伝わっている時間だけ遅れて心室が収縮するため、心臓は、心房→心室と時間差で収縮し、血液を絞り出すように効率的に心臓の外に送り出している のです。 図2 心臓から血液を送り出す機序 第1章 心臓の構造と働き 第2章 どのように心臓から血液を送り出しているのか？ |kri| kht| nlr| rgm| dza| cpz| puz| fou| nxi| fmm| grm| ikj| api| fcx| ccr| zol| jak| ejx| xpp| aru| csx| dhj| hez| blv| myn| fmy| pna| doi| guq| ebk| sny| rhw| cvq| raj| cya| jxy| zle| slt| lwa| jpe| rpr| okb| jrr| tgr| jes| htz| uax| kis| emu| rxe|