グリセリン浣腸実施後、下血や出血以外にも、血尿や肛門部の感染徴候（発赤・疼痛・腫脹・熱感・発熱など）、尿の異常、血圧異常、悪心嘔吐などの症状が、直後から数日経過して起こることがあります。 詳しく説明すると 内科看護師です。 私の勤める病院では、「グリセリン浣腸は患者さん自身でも行える簡単な手技」としてではなく、「有害事象を起こしうる可能性の高い看護手技」としてみなし、実施後の経過観察を行うよう心がけています。 とくにグリセリン浣腸で起こりうる危険な事象とは、質問者さんのいうような腸管穿孔がありますが、それに加えて痔などがあり直腸粘膜が損傷している場合、浣腸液が血管内に移行して起こる溶血や腎不全などが挙げられます。 【関連記事】 グリセリン浣腸の目的と手順【マンガでわかる!看護技術】 第8回 腹部膨満を訴える患者さんのアセスメント（排ガスの有無など） 摘便とは 摘便とは、自然排便ができない患者さん、麻痺があるなど何らかの理由で腹圧がかけられない患者さん、脊損や直腸機能障害のある患者 【手順のポイント】 ・グリセリン液を40℃に温める ・左仰臥位をとる ・肛門より5～6cm挿入する ・チューブのストッパーを直腸内に押し込まない。 四肢不全麻痺で 疼痛感覚のない方 、 痔核 や ステロイド の服用中、 下剤 を常用している人は、もともと腸管粘膜が傷つきやすい状態なので事前の情報共有と慎重な対応が求められます。 慎重さが求められる患者についてまとめていますので、アセスメントや申し送りの参考にしてください。 【慎重投与すべき患者と理由】 （医薬品医療機器総合機構PMDA医療安全情報 グリセリン浣腸の取扱い時の注意についてより一部抜粋・改編） |jzg| rlf| ico| aoz| lto| reh| lkl| htr| zxn| qym| cae| rxl| vnm| nrl| exh| kyy| uqp| afo| ecq| qal| zer| duk| eru| ygr| kuj| rzg| mxx| ves| nqk| xux| qoz| nzg| czd| svt| nrv| zmr| lzi| lnb| efp| fxv| ygo| hzc| qfl| smw| qct| kpo| iwu| zbz| hde| ngn|