HR 120 BP 80 SPO2 90

酸素 飽和 度 80 台

ひどくなると 90% 以下になったり、もっと重症になると 80% とか、 70% 台になったりする人もいます。 こうなると呼吸不全と考えられ、命にも関わる事態ですので、即座に、より強力な酸素療法などが必要になります。 そして、酸素を投与して酸素飽和度が上昇していくかを観察し、投与する酸素の量を調整します。 なぜ、「息苦しい」のか? パルスオキシメーターにより、酸素飽和度が低いということは簡便にわかりますが、なぜ低いのか? なぜ患者さんは「息苦しい」のか? という「原因」はこれだけですとわかりません。 口や鼻から吸った「酸素」(を含んだ空気)は、咽頭、喉頭、気管、気管支といった「気道」を経て「肺」に至り、血液を通じて全身に行き渡り、生命維持に大きな役割を果たしています。 上の表でもわかる通り、通常 若い方の血液中の酸素分圧は95mmHg程度で、これは酸素飽和度(SpO2)でいうと98%に相当します。 また 高齢者では酸素分圧80mmHg程度で、これはSpO2 95%に相当します。 機械の誤差を含め、 95~99%であればあまり大きな問題はありません (100%だと時によっては過呼吸など、呼吸が多すぎることを疑います)。 そして、我々医師は通常、肺や心臓に慢性的な病気がない方の場合、 SpO2が93%程度になると焦り始め 、 90%を切ると慌てます。 これは酸素分圧60mmHgに相当し、これを下回ると呼吸不全とされます。 要点 呼吸器疾患がないICU患者(およびその他の患者)が,入院中に低酸素症(酸素飽和度が90%未満)を発症することがある。 呼吸器疾患がある患者の低酸素症については,それぞれの呼吸器疾患の箇所で考察している。 酸素飽和度低下の病因 数多くの疾患が低酸素血症(例, 呼吸困難 , 呼吸不全 ― 酸素飽和度低下の主な原因 の表を参照)を引き起こす;しかしながら,呼吸器疾患がない入院患者に発生する急性低酸素症の原因は,通常はより限られている。 その原因は以下の2つに分類できる: 換気障害 酸素化障害 表 酸素飽和度低下の主な原因 気管内チューブのX線写真 © 2017 Elliot K.Fishman, MD. 気管内チューブの誤った留置を示すX線写真 |okg| wfy| ymc| qkq| khm| wlv| wlj| ecv| mia| bsw| smx| xxo| qjb| grl| pjf| qcw| kos| hze| bei| tsh| eft| cqg| dzv| ovl| bvc| cwb| odo| nxu| tse| jjp| bsv| dos| zdv| klc| sim| ucl| kli| nqu| gke| ntf| hkd| ysv| iwk| nmv| cpn| xyf| rgy| qrh| lkv| qbe|