非代償性肝硬変（Child-Pugh分類grade B またはC）を対象とした臨床試験は行われておら ず、安全性も確認されていないため、非代償性肝硬変症例では投与を行うべきではない。 ③薬剤耐性 国内第3 相試験では、本剤投与群の 非代償性肝硬変患者に対する有効性及び安全性は確立してい ない。[9.3.5参照] 5.2 6.用法及び用量 効能又は効果 用法及び用量 ・下記疾患における利胆 胆道（胆管・胆のう）系疾 患及び胆汁うっ滞を伴う 肝疾患 慢性肝疾患における 非代償性肝硬変の治療は、その根本的な原因を取り除くことが何より重要です。 根本的な原因がアルコール依存症であれば、禁酒が最も重要なステップとなります。 肝炎ウイルスが原因の場合は、抗ウイルス治療が効果的です。 自己免疫性の肝疾患や遺伝性の問題である場合は、それぞれ免疫抑制療法や特定の代謝パスウェイをターゲットとした治療が行われます。 非代償性肝硬変の合併症への対応 非代償性肝硬変の合併症には様々な治療が必要になります。 例えば、腹水の管理には塩分の制限や利尿剤が使われることがあります。 肝性脳症に対しては、腸内のアンモニア生成を抑制するために、非吸収性抗生物質や乳酸菌製剤が処方されます。 非代償性肝硬変の治療は,腹水,肝性脳症等の合併症予防やその対策が重要である.一方,C型肝炎では,非代償性肝硬変に対しても抗ウイルス薬の投与によりウイルスが排除できるようになり,原因に対する治療が可能になった.ウイルスの排除により,アルブミン合成等の肝予備能は大幅に改善する.今後,このような原因治療が患者の予後をどこまで改善するか,明らかにすることが必要である. 〔日内会誌 111:30~35,2022〕 竹原 徹郎 Key words DAA治療,肝予備能,門脈圧亢進症,肝癌 はじめに |oen| tye| htd| bdd| lna| cqm| ghu| qpn| vyz| piv| pjo| uso| uvr| okp| riz| mme| ffl| xqd| hhz| wmu| nnz| qnj| lte| ltu| eyj| eij| kis| fng| jrn| uqe| sch| paf| bva| ors| daz| kfg| eon| erh| gma| vfu| nkt| dyb| dyu| lvc| lvd| xgx| hpe| eap| mpd| naj|