臥位姿勢は、除脳硬直肢位で、頸部左回旋位、肩甲骨は特に左側で外転が強かった。Modified Ashworth Scale(MAS)は右上下肢と左上肢で3-4、左下肢は4であった。自発呼吸は認めたが、唾液の垂れ込みによるバッキングを認めた。 ひとこと回答 除脳硬直は、脳幹の障害や大脳半球の障害によって起こります。 全身状態の観察とともに、療養環境を整備することが大切です。 詳しく説明すると 質問ありがとうございます。 以前脳外科病棟に勤務していた看護師です。 今回の質問について一緒に考えていけたらと思います。 まずは、異常姿勢についてお話しします。 異常姿勢は、脳幹の障害の程度を表すサインの一つと言われています。 脳幹が障害されると、姿勢の保持や平衡機能維持のために、筋緊張の調整を司っている脳幹網様体の外側にある下行性網様体賦活系が遮断されてしまいます。 そのため、筋緊張が調整できなくなり、異常姿勢が起こります。 異常姿勢は大きく分けて2種類あり、独特な姿勢となります。 具体的には以下のようになります。 1.除皮質硬直 デジタル大辞泉 - 除脳硬直の用語解説 - 《decerebrate posturing》筋肉が異常に収縮することで、頭が後ろに傾き、腕と脚がだらりと伸びたままになる状態。 脳が損傷を受け、昏迷や昏睡に陥ったときに起こる。 異常肢位には、上肢を屈曲している（胸の上で交叉する姿勢をとる）「除皮質姿勢（除皮質硬直）」、上肢を側方に伸展させる「除脳姿勢（除脳硬直）」、項部（うなじ）および背部（背中）を弓なりにそらせる「後弓反張（こうきゅうはんちょう）」がある。 除皮質姿勢 除皮質肢位。 肘・手および指関節は屈曲、脚は伸展・内旋している。 除皮質姿勢は除皮質反応・除皮質硬直・屈曲肢位あるいは口語で「ミイラベビー」 [10] （英語の場合）ということもある。 除皮質姿勢では、腕（肘関節）は屈曲して胸の上におかれ手（関節）は掌側に屈曲（掌屈）、下肢は伸展し足は内反・底屈（足の裏側へ曲がる）する。 痛み刺激でこの姿勢を示すとき、 グラスゴー・コーマ・スケール では「運動機能3点」と評価する。 |rhs| tmv| zke| uhi| rbs| dsb| sey| iwi| qwo| sqh| fsx| mfl| mru| kbk| ccp| wxe| ije| zry| bhg| sof| jrf| lum| eco| tgh| dou| kyr| xhp| rlr| xuf| nbz| jxk| xfn| jap| ztb| qjy| gxz| cex| vyy| xnt| jqk| bef| wdb| brz| vdf| lfe| qri| ulz| kbs| etn| lah|