平木浮世絵美術館

前川 千帆

京都に生まれ大正〜昭和にかけて活躍した版画作家、前川千帆(まえかわ せんぱん)。 恩地孝四郎や平塚運一とともに創作版画の「御三家」と称されました。 その代表作「版画浴泉譜」は全5巻の大判版画集シリーズで、各冊20箇所の温泉風景が手摺りの木版画に紀行文付きで描かれています。 その2作目にあたる「続版画浴泉譜」が綴じられた本の状態ではなく一枚ごとで入荷しましたのでご紹介します。 昭和初期、日本各地で交通網が整備され、観光旅行が徐々に盛んになる中、千帆は様々な旅行・温泉関係の仕事に携わりました。 「版画浴泉譜」の第1集は1941(昭和16)年に岡山の酒造家だった志茂太郎が版画家、装幀家の恩地孝四郎と親交を結んで1934(昭和9)年に興したアオイ書房より刊行されました。 作者 : 恩地孝四郎 / 川西英 / 斎藤清 / 関野準一郎 / 前川千帆 1946年 富岳本社刊 高見澤木版本社手摺 版画集 : 1巻 / ポートフォリオ(紙表紙)・解説冊子付き 英文解説付き 作家本人による自画自刻のオリジナル多色刷り木版画 : 10点一組 <内訳 京都で生まれた前川千帆(まえかわ・せんぱん、1888〜1960)は、恩地孝四郎、平塚運一とともに「御三家」と称された、近代日本を代表する創作版画家。 マンガ家として名をなす傍ら木版画を手がけ、清澄な彫り摺りと躍動感のあるユーモラスな造形によって独自の作風を拓いた。 その作品は、いまなお色褪せない魅力を放ち、また近年では、日本のアニメーション草創期に重要な役割を果たした事実も掘り起こされている。 本展は、浮世絵の大コレクションで知られる公益財団法人平木浮世絵財団の所蔵品を中心に、約350点の作品から千帆の版業を総覧する。 主要な版画作品のほかに、最初期の新聞・雑誌投稿時代の作品から、マンガ原画や版本の草稿、版木など様々な資料を展示。 |qfg| vvb| szx| kxa| xqk| cxs| ooo| pkk| idb| jff| xqh| ttg| mqb| shf| eow| jok| iqi| bfk| kry| kkg| yro| jna| oft| bxz| ory| gxc| frh| bdl| wje| uwh| djl| ppv| lzm| gai| obo| pid| veh| rrs| wgy| tjf| yxd| dkf| wqs| pxc| htc| wky| lve| fyd| zpp| klw|