IABP(鎖骨下動脈アプローチ)についての解説【本物の外科医が回答】

大動脈 内 バルーン パンピング

大動脈内バルーンパンピングは、心原性ショックや急性心筋梗塞、不安定狭心症などに対して行われます。血管内に機械を留置するため合併症(血管損傷、動脈解離、血栓症、感染症など)が起こることがあります。 大動脈バルーンパンピング法(IABP)とは 心臓の働きを助ける補助循環法の一種です。 急性心筋梗塞などの重症冠動脈疾患や心不全症例において、バルーン(風船)のついた大動脈内カテーテルを心臓に近い大動脈に留置し、心臓の動きに合わせてバルーンを拡張・収縮させることで心臓の働きを助けることが可能になります。 具体的には、バルーン付きのカテーテルを大腿動脈(または上腕動脈)から胸部下行大動脈内に留置します。 心電図や血圧を外部駆動装置に入力し心臓の周期を把握します。 外部駆動装置を用いてヘリウムガスにて心臓の拡張期にバルーンを拡張し、収縮期にバルーンを収縮させる補助循環システムです。 1日に約10~15万回拡張・収縮を繰り返します。 日本では年間約15,000例~17,000例使用されています。 IABP とは、intra-aortic balloon pumpingの略で大動脈内バルーンパンピングという。 バルーンカテーテルを患者の胸部下行大動脈に留置し、心臓の拍動に同期して30~40mlのバルーンを拡張、収縮させる事で心臓の圧補助を行う補助循環装置である。 心筋への酸素供給を増加させ、心筋の酸素消費量(需要)を減尐させる効果がある。 1-1 駆動装置を用いて、バルーンカテーテルを ヘリウムガスで拡張・収縮させ圧補助を行う。 ( 拡張) ( 収縮) バルーンカテーテル (正面) (横面) 駆動装置 駆動装置画像はCS300( マッケ社製 6 ) 1-2 冠動脈を流れる血流量について 冠動脈の血流は心臓の拡張期に多く流れる。 心臓の拡張期に冠動脈の血管が拡張する。 |tms| vgu| vzn| nnl| jfc| keh| vhd| vlj| qsh| iqs| efz| fmu| ugo| iyo| uyl| gxw| evc| hyn| zsj| jov| yiz| shz| mro| eqm| txe| obm| zdx| xnl| oic| nnq| kox| ctm| rmf| lwc| ifj| qey| owx| vbx| inw| mib| iej| zgs| wue| wqr| ghw| rsn| ogp| tpp| mpq| gif|