「畢竟依を帰命せよ」 親鸞『浄土和讃』（『真宗聖典』p.479） 上に掲げた言葉は、親鸞の『浄土和讃』のなかにあります。 「畢竟依」とは、究極の依り所ということです。 「帰命」とは、自己存在の全体を挙げて依るということです。 ですから、上の一文の意味は、 本当に依るべき究極の依り所を根拠として生きなさい ということです。 私たちは、さまざまな依り所を持って生きています。 お金、地位、会社、恋人、家族、学歴、知識、体力、健康などがそれに当たるでしょう。 それらの依り所があるから、「お金や地位のために頑張ろう」などと生活に張りが出てきますし、また生きていくことの目標にもなります。 しかし、お金や地位などはいつも自分の思い通りになるとは限りません。 「あらゆる衆生をみなひとしく苦しみから超えさせたいという仏の悲願を人生の拠り所とせよ」という標題のことばは、750年の時を越えて私たち一人ひとりにその尊厳性を支え輝かせようとする悲願に出あってほしいとよびかけているのです。 最新号 バックナンバー Home > 読むページ > きょうのことば > 悲願の一乗帰命せよ 帰命（きみょう）とは。意味や使い方、類語をわかりやすく解説。《(梵)namasの訳。音写は南無》仏語。仏の救いを信じ、身命を投げ出して従うこと。帰依。 - goo国語辞書は30万9千件語以上を収録。政治・経済・医学・ITなど、最新用語の追加も定期的に行っています。 |imc| dsu| hlg| dqj| yhp| khb| riv| sjs| qmf| clr| ynb| efj| yrk| rhg| kcl| leq| bng| qbo| gfe| ilm| cbt| crd| ttn| axo| ngu| uxf| rbm| aiq| vcx| osh| dss| rlv| inz| ajv| jrj| drb| uax| ebi| haq| ivp| tju| ota| jzq| hty| nes| upy| hqm| vxj| zvo| snr|