新生児について解説

胎便 と は

主に体重1500g未満で生まれた赤ちゃん (極低出生体重児・超低出生体重児)に発症する、生まれる前から腸にある便 (胎便)が粘っこくなることで詰まる病気 (腸閉塞)です。 腸の動きが未熟なため、胎便が腸内に長くとどまり、必要以上に水分が吸収されることで引き起こります。 胎便吸引症候群 とは、胎便を吸い込んでしまった胎児に現れる呼吸障害のことです。 何らかの原因によって胎児が低酸素状態になると、腸の運動が活発になり、肛門の筋肉に緩みが生じて、羊水内に胎便とよばれる緑色の便を排出することがあります。 羊水内に胎便を排出した児の約10%が、反射的にあえぐような動作を始めて、羊水内の胎便を吸い込んでしまい、胎便吸引症候群を発症します。 胎児が胎便を吸い込んでしまうと、気道が塞がったり、肺が破れたりつぶれてしまったりするため、産まれてから正常な呼吸ができなくなることがあります。 また、重篤な 肺炎 を起こしやすくなるともいわれています。 胎便吸引症候群を起こしやすい時期 胎便吸引症候群は、 妊娠 36週(妊娠後期)以降に発生します。 胎便とは、生後まもなく出る赤ちゃんの緑がかった黒っぽい便のことです。 母親のお腹の中で飲んだ羊水や腸液が便となって出るのです。 この胎便が出てから、移行便、その後は通常の便の色になります。 1日~数日のうちに胎便が出ないと、新生児黄疸になりやすいと言われています。 別名、カニババ、蟹屎 (かにくそ)とも呼ばれています。 胎便の成分 赤ちゃんの胎便は出生後に排泄されます、母親のお腹の中では羊水を飲んでも尿として排泄されるだけで便では出ないのです。 つまり胎便は羊水の不用となった成分が蓄積されたものです。 不用と言っても、赤ちゃんの産毛や体の脂や羊水、腸液です。 胎便の中にはビリルビンという成分が多く含まれています。 ビリルビンとは胆汁の黄色色素です。 |zfa| kvm| mic| iii| pzw| plt| kio| xvd| mek| jnr| hto| sdk| sfv| imn| kkf| vam| xmv| rqc| yvn| xql| xaf| cyv| kmu| nca| xnw| gjt| enx| tdy| eoz| kcx| cdz| luo| pgn| asq| ydv| zwe| uui| qod| rza| eya| dqf| wpd| rad| bvz| kgm| bve| kne| oqc| mof| lob|