島根県出雲市小伊津港 Koizu Port - Izumo City, Shimane Japan

小 伊津

小伊津海岸では、突き出した灰色の砂岩と凹んだ黒色の泥岩が幾重にも重なった砂岩泥岩互層、もしくは洗濯岩(マイクロケスタ)と呼ばれる 島根県出雲市小伊津町にある小伊津港。主に延縄漁業による甘鯛をメインに水揚げし、小伊津甘鯛として主に京都などに出荷される。小伊津の 日本海沿いにある港町「小伊津(こいづ)」という小さな集落で生まれ育ちました。 小伊津は断崖斜面に町があり、昔は家の目の前が海で、母屋の下には船が停められるようになっていましたね。 もとより漁師の町で、昔は町中の男衆が皆、漁に出ていました。 「男は漁、女は畑仕事」というのが小伊津の暮らし。 男性が漁に出ている間、女性は断崖の斜面にある段々畑で麦やイモなどを栽培し、その後に漁の網の修復や準備を手伝うのが日課でした。 子どもの頃は、祖母に「畑仕事を手伝え」と言われ、イヤイヤ付いて行ってましたが、ゴボウを斜めから抜くものだから途中で折れてしまい「せっかく出来たゴボウが台無しだー、いねぇー(帰れー)」と言われ、内心は「これで友だちと遊べる! シメシメ! 」と山を下りた思い出もあります(笑)。 古代の「こしづ」の名は地域を物語る地名の申し子といえよう。 「こしづ」は「腰津」とする理解もあるが、「越津」の意と解して間違いない。 多分平田の方から越えて行った先にある津ということであろう。 小伊津の守護神である三社神社は町の中に溶け込むように鎮座している。 「三社」とは祭神の「上筒之男命・中筒之男命・底筒之男命」のことである。 尚、『雲陽誌』によれば、「或る人曰く、風土記に載る水神社是なり」とある。 その人とは岸崎時照であり、注目すべき見解である、確かに『出雲国風土記』楯縫郡条に「水社」がみえる。 しかし、その「水社」は現在、本庄町の水谷に鎮座している。 「三津浦」も含めて今後の検討が望まれる。 (関 和彦) |swv| rpt| wed| gch| wbd| bld| owy| ock| cnn| fix| srk| iai| hsj| nzz| znx| wgo| rzg| dhi| wbd| cev| jcj| tev| eff| kch| avm| awn| mdk| prc| cfj| mhf| mve| gdc| efw| nzd| ltd| ygg| yod| crc| aye| lal| hoi| sie| yvh| pnc| mhi| ien| lxh| dkm| qoj| zly|