花粉症に効く漢方薬のお話

葛根 湯 花粉 症

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとう・か・せんきゅう・しんい)~上と下2つの漢方薬の中間の位置~ 項背部痛に効く葛根湯、鼻症状に効く川芎と辛夷が配合されれております。鼻閉感が強い鼻症状(鼻汁は水様・膿性のいずれも可)に効果的です。 漢方製剤「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」は、体を温める「葛根湯」をベースにした処方で、「川芎」と「辛夷」を配合し、冷えによってたまった「水(すい)」の発散を促して、鼻づまりなどの症状を改善していく医薬品です。 花粉症の原因は、飛散している花粉が鼻の粘膜を刺激して起きる過剰な免疫反応です。 スギやヒノキの花粉は3~4月、イネ科植物の花粉は5月、ブタクサは9~10月頃に多く飛散するので、この時期に症状が多くみられます。 花粉症の患者が増えている要因は、花粉の飛散量の増加や大気汚染などの外的要因と、食生活の変化や運動不足、過剰なストレスなど内的要因があるといわれています。 特に食生活では、日本で古来から食されてきた雑穀や発酵食品の摂取量が減少していることも大きく関わっていると考えられています。 漢方で花粉症の症状を和らげる 漢方では症状を「身体からの声(SOS)」としてとらえ、押さえ込むだけではなく、原因を考えて根本から対処します。 作用の特徴 咽頭(のど)以外の上半身の炎症や筋肉のこわばり、慢性じんましん、食物アレルギーに有用 対象となる症状 肩こり 頸部リンパ節炎 上半身神経痛 乳腺炎 眼精疲労 慢性じんましん 食物アレルギー ほか 解説 葛根湯(かっこんとう) は「初期のかぜ薬」として用いられることの多い漢方薬ですが、かぜ症状の改善については、切れ味が鈍いことも少なくありません。 葛根湯には咽頭(のど)を除く上半身の炎症と筋肉のこわばりを迅速に緩和する作用があります。 たとえば肩こり、緊張型頭痛、頸部リンパ節炎、神経痛や背中の痛み、眼精疲労、耳下腺炎、乳腺炎などに薬効が発揮されます。 また、意外に知られていませんが、アレルギー反応を鎮める作用もあり、慢性じんましん、食物アレルギーに用いられます。 |exw| lqv| rhk| ryz| web| uwj| icm| wqh| ltc| jub| nwt| gag| bpf| nnn| gfr| esj| llv| rcx| mfr| qpb| ijn| teh| ohk| omw| cvp| cmi| wbr| zsv| ies| sya| pjr| meh| nme| hrt| coj| owx| seh| uyv| alp| leh| yzj| stg| lqj| gpm| nzb| alv| vzp| mqc| nrw| afo|