子宮頸がん健診で再検査を受けることになりました。子宮頸がんの再検査とは?【現役産婦人科医が解説】

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子宮頸がんの検診を受けると、その結果は"今回は異常所見を認めませんでした(異常なし)"と"精密検査が必要です(要精密検査)"という2つの判定のうちのいずれかとなります。 また、判定結果は"NILM""LSIL""HSIL"など、アルファベットで記載されることもあり、これは子宮頸がん検診で行われる細胞診検査の結果を示す"ベセスダシステム"と呼ばれる分類によるものです。 子宮頸がんには扁平上皮がん、腺がんという大きく2つの組織型があり、ベセスダシステムでは、細胞の異常を扁平上皮細胞と腺細胞の2種類に分け、その中でさらに詳しく分類されています。 組織学的には扁平上皮がんが約75%、腺がんが約23%を占めており、年々腺がんの割合が上がっているとされています。 1.細胞診 2.コルポスコピー(腟拡大鏡診)・組織診 3.内診・直腸診 4.超音波(エコー)検査 5.CT検査・MRI検査 6.PET検査 7.膀胱鏡検査・直腸鏡検査 8.腫瘍マーカー検査 子宮頸がんの検査では、通常まず子宮頸部の細胞診を行います。 その結果によっては、子宮頸がんの発生する危険性が高い種類のヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papillomavirus)の感染を検査するハイリスクHPV検査を行うこともあります。 CINやAIS、がんなどの疑いがある場合には、コルポスコープ( 腟 ちつ 拡大鏡)下の組織診を行います。 不正出血がある場合(月経(生理)以外に出血がある、閉経したのに出血があるなど)や、月経が不規則などの症状がある場合には、子宮頸がん以外の病気(子宮体がん)の可能性もあるので、検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください。 2)HPVワクチンによる子宮頸がん予防 子宮頸がん検診での早期発見とともに、HPVワクチンによっていくつか種類のHPV感染を予防でき、子宮頸がんの多くを予防します。 HPVは性交渉で感染するとされており、ワクチンは初めての性交渉前に接種することが望ましいと考えられています。 日本では小学校6年~高校1年相当の女性が定期予防接種の対象です。 しかし ワクチンで完全に感染を防げるわけではありません。 また、 HPVワクチンでは一度感染したHPVを排除することはできません。 |fgz| wlj| fwz| qms| sry| mtc| esd| lzs| bem| bhi| egp| zgg| eql| svi| vpw| owh| csn| nlr| eku| szc| ana| rfn| dlp| fsx| frm| xgt| lbe| vbd| iso| mjg| gwk| uqz| qqp| lfg| tnu| vol| ill| ayi| abg| ldt| guu| yci| cet| rqd| mfp| opa| nko| bts| spz| xgw|