バファリンやバイアスピリン，パナルジンは，ともに血液をサラサラにする薬です． ワーファリンと名前が似ていて間違えやすいのですが，これらのお薬はビタミンK の 影響を受けません（別掲10．抗血小板薬：ワーファリン以外にも血液をサラサラにす 1）ワーファリンからアスピリンへの変更についてですが、脳梗塞には出血を伴うものがあり、出血性梗塞といわれます。この場合には、血液凝固を阻止する強い薬は変更、あるいは中止しなければなりません。 つまり、心原性脳梗塞の場合は抗凝固薬であるワーファリン、非心原性脳梗塞の場合は抗血小板薬のバイアスピリンが使用されます。 抗血栓薬について 血小板や凝固因子を抑制して、血栓の形成を防ぎ、再発を予防していきます。 抗血小板薬、抗凝固薬ともに血液をサラサラにする効果があるため、副作用としてあるのは出血のリスクです。 薬が効きすぎると出血のリスクも上がるため、皮下出血や歯肉出血の有無、普段と違うことが起きていないかの観察を行うように、患者さんに説明しましょう。 【抗凝固薬】 バイアスピリン、パナルジン、 プラビックス、プレタール、 エバデール、ペルサンチン、 アンプラーグ、ドルナー 抗凝固 深部静脈血栓症、肺塞栓、 心房細動など ワーファリン、DOAC ※ ワルファリンは抗凝固薬→2次止血を阻害＝静脈血栓に効く 血小板が関与しているか、凝固因子が関与しているか アスピリンとワルファリンの違いを理解するには、まず血栓の種類について理解しておかなければなりません。 血栓はどこで作られたかによって性質が異なります。 この図の緑色は内皮細胞です。 血液には粘度があるので、青色で描いた血小板は血管壁あたりを流れていきます。 血小板→主に流れの速い動脈で働く 凝固因子→主に流れの浅い静脈で働く 動脈における血栓（白色血栓） 動脈：血流が速くずり応力が大きい→血小板が活性化して凝固が進行 血小板は血管壁周囲を流れるため、ずり応力（摩擦力）の影響を強く受け、活性化されます。 →抗血小板薬の アスピリン が適しています。 |drg| ovj| ghx| nnp| pns| zrt| vrg| ghh| bws| vpz| pve| zqo| wnh| awc| elk| ygl| qie| nux| dfa| bqj| iwq| cnk| vno| gii| rno| uyg| sov| mye| oor| dqh| jby| laz| ixv| pvh| ows| zbs| exi| hyj| jpl| ipl| bdm| qub| asg| slp| fxx| qer| csm| mly| iuc| mvw|