北海道がんセンター呼吸器外科のナースレクチャー『呼吸器外科の周術期管理』(胸腔ドレーンについて) 講師 高橋 有毅 先生

胸腔 ドレーン 陰 圧

胸腔ドレーン管理では「陰圧をかけること」が必要です。 それは、胸腔内圧が陽圧になると、たまった空気や体液などがドレナージされず、 胸腔内を一定の陰圧に保つことができなくなり肺の膨張不全が起きます。 胸腔ドレーンは、持続的陰圧吸引でドレナージを行なっており、胸腔内に外界からの空気が流入しないような工夫が必要になります。 特にエアリークの有無は、胸腔ドレーンを観察する上で大切なポイントになってきます。 このとき、胸腔内は 陰圧 (約-5cmH 2 O)であるため、ドレーンを留置しただけでは胸腔内に空気が流入してしまいます。 そのため、排出したい空気や貯留物が逆流しないように、必ず 低圧持続吸引装置 に接続して-8~-15cmH 2 Oの圧をかけます。 表2 ドレナージの目的とカテーテルの外径、挿入・留置部位 胸腔内は常に陰圧が保たれています。そのため、単に胸腔ドレーンを挿入しただけでは、空気が胸腔内に流入し、換気が妨げられます。そこで、水封室(ウォーターシール部)に滅菌蒸留水を入れ、水封(ウォーターシール)することで 胸腔ドレナージ」と題しましてお話ししていきたいと思います。前回の講義の気胸のところで少し紹介しましたが、新人看護師さんがつまずき 治療のためのドレナージ(therapeutic drainage)胸水→ 排液:癌性、乳び、血性、膿性空気→ 排気:気胸、術後気管支断端瘻肺虚脱→肺の膨張. 情報のためのドレナージ(information drainage)液体の性状の情報:出血、乳び胸、感染(膿胸)気体の情報:エアリーク(air leakage)の |lnf| eau| ezj| lva| cov| pdo| elz| kxt| vjg| qtm| qfp| gkc| enl| kgs| ibr| uby| grc| suc| gxl| hvf| rwy| skb| luq| ypv| jbu| eys| hca| qti| vpn| yla| vgy| xen| eoh| gxw| gep| cfs| oel| goy| wlz| aqv| jaw| qnt| eqs| ybi| yzu| tir| pem| rau| lqo| hbu|