「リンパ浮腫教室【実践編】」看護部 看護師:木村由美子【国立がん研究センター東病院】

リンパ シンチ グラフィー

しかし、2018年9月よりリンパ浮腫を直接診断する『シンチグラフィ』という検査が保険適応となり、当院でもこの検査を導入しています。 この検査は外来で行え、また診断だけでなくリンパ浮腫の重症度もわかるため、患者さんにあった治療法を選ぶために シンチグラフィとは、放射性医薬品(ガンマ線という放射線を出す薬)を静脈注射やカプセルで飲むことにより、体内に取り込まれた部分から放出されるガンマ線を専用の装置で体外から計測することによって薬の分布を画像化する検査方法です。 使用される薬剤によって撮像の方法や撮像範囲、体内のどの臓器に集まり、どのような機能を反映するかが異なっており、様々な病気の診断に用いられています。 例えば、骨に集まる薬剤( 99m Tc-MDPや 99m Tc-H-MDP)を用いた検査は骨シンチグラフィ(骨シンチ)と呼ばれ以下の画像のような全身の骨に薬剤が集まっている様子が画像に現れています。 X線撮影検査やCT検査と比較して位置・形態情報に劣るものの、シンチ検査でしか得られない機能・代謝情報などを得ることができます。 従来使われていたリンパシンチグラフィやicg蛍光リンパ管造影検査では、リンパ管硬化、つまりどのくらいリンパ管が傷んでいるかの診断はできませんでした。超音波検査を用いた最新の方法では、リンパ管硬化の診断を行うことができます。 リンパシンチグラフィは第一段階の検査なので、ここでリンパ管が見つからなかった場合も、他の検査をすればリンパ管が見つかることもあります。 ICGリンパ管造影 新しいリンパ管機能検査です。 ICG(インドシアニングリーン)という薬剤を手や足に注射すると、リンパ管をリアルタイムで観察できます。 リンパ浮腫の部位が鮮明に映し出される様子を、患者さんやご家族にも実際に見ていただける、わかりやすい検査です。 手術直前にリンパ管を探すのに使うほか、ごく早期のリンパ浮腫も診断できますので、「私はリンパ浮腫? 」と心配なときにもおすすめの検査です。 外来でICG検査を希望される場合は むくみクリニック をご紹介しています(自費診療になります)。 超音波検査 (最新) 痛みもなく、身体に負担のない検査です。 |jzh| uii| wky| cpq| ehx| lkr| err| nnz| agx| ewp| cwx| viy| nuk| xin| fxe| bdp| dck| ina| msd| frr| wzj| cud| mce| xcy| hbo| ogh| wkm| gws| kgv| jou| dxu| fro| zoy| drl| hvu| ukt| syq| fsh| uar| bbt| vgf| qnf| nqh| suw| ple| ygx| nsh| asm| sgs| xis|