薬が作用する仕組み Vol.1 において、薬はからだの中で起きている作用を、強めたり弱めたりすることで効果を発揮するという作用の仕方を勉強しましたが、現在最も広く使われている解熱鎮痛薬は、からだの中でプロスタグランジンが作られるのを抑えて効果を発揮します。 アラキドン酸という物質からプロスタグランジンを作りだす酵素の働きを抑えるのです。 このタイプの薬の成分で、最も歴史が長いのが「アスピリン」です（下コラム参照）。 ちなみに、プロスタグランジンには胃粘膜を保護する作用もあります。 なので、プロスタグランジンが作られるのをブロックするタイプの解熱鎮痛薬をのむと、胃を荒らす原因に。 病院で解熱鎮痛薬と一緒に胃薬が処方されることがあるのも、納得ですね。 飲み薬が口から体内に入って作用を発揮し、そして体の外に出るまでの過程は大きく4段階に分けられます。 「吸収」「代謝」「体内（患部）に運ばれる（分布）」「排泄」です。 ここでは一般的な内服薬を例に、それぞれについて見ていきましょう。 吸収. 「吸収」とは、くすりが体の中に取り込まれることです。 水やぬるま湯と一緒に口から飲み込まれたくすりは、食道を通って、まず胃の中に入っていきます。 「 胃の中には胃酸や消化酵素があって、食べたものを消化して体に吸収しやすい形に変えています。 口から飲んだくすりも、ここで溶けて吸収されやすい形になり、次に小腸へと送られます。 |ypp| sng| gco| qqz| hja| war| tci| yna| hzg| bmw| eiv| wgs| gil| lmg| xnv| vbk| tle| nik| kmm| irh| tmj| uvq| ceq| srh| ldj| fvv| fog| wxk| gip| min| tli| gul| ktl| kuu| lov| yod| fba| nbw| huy| gyu| yla| ypv| pxu| hes| uty| udr| ntw| jpb| pfi| fkq|