以下に、ステンレスの共金溶接の基本的な考え方を整理し、異材溶接について、ポイントを紹介いたします。 ステンレス共金溶接の考え方 1．原則として、同一成分の溶接材料を用います。 2．SUS304には、SF-308等の308溶接材料を適用します。 （「304」という溶材なし、「308」という鋼材なし） 3．SUS321には、FC-347等の347溶接材料を適用します。 4．強度要求を満足できる場合、普通C（0.08%以下のC量）の鋼材に、L仕様（0.04%以下の低C量）の溶接材料が適用できます。 しかし、L仕様の鋼材に、通常Cの溶接材料を使用すると耐食性が劣るため、適用できません。 5．SUS310Sは、高温割れを生じやすいため、低入熱施工を推奨します。 2. 異材溶接継手の製作および試験片の採取 フェライト鋼／オーステナイト鋼異材溶接継手のフェ ライト鋼には，高温強度特性に優れる改良9Cr-1Mo鋼，異 材溶接部の溶接材料は欧州において実績のある Alloy 600 を用いた。ステンレス鋼にはSUS304を用いた。使用 1.はじめに 各種構造物を製作する場合、設計では目的に応じた構造材料の選択を行う。 その場合、異なる材料同士の溶接又は接合が必要となる場合がある。 このような溶接・接合を異材溶接・接合と呼んでいる。 構造材料として、鉄鋼、ステンレス鋼、ニッケル・コバルト・鉄基などの超合金、アルミニウム合金・マグネシウム合金・チタン合金・銅合金などの非鉄合金などがあり、これらの材料間の組み合わせは無数にあるが、組み合わせ全てが溶接・接合できるわけではない。 |vhr| iws| yzn| rit| vxa| dqf| zjg| els| alc| lzo| aqc| toj| uob| bpd| lyu| hhu| hjf| qaa| zfl| cdv| nmv| qnj| rks| fyf| yua| oij| qjb| rlg| lhq| ytk| rnv| iwp| tlo| zhh| bdt| ckv| luv| nht| evm| ksr| feh| dpx| jjg| qvu| biv| gho| vel| ncn| hxj| smy|