祇園精舎は伝説なの???

祇園 精舎 どこ

2 「祇園精舎」はどこなのか? 「祇園精舎」とは、祇園に建てられた精舎、ということを表わします。 平家物語の平家たちが住んでいた京都の祇園と思い浮かべる方も多いかもしれませんが、これは インドの話 です。 「祇園」とは、約2,600年前、インドのコーサラ国(拘薩羅国)の祇多太子が 「 祇園精舎の鐘の声〜 」で始まる一節で広く知られている 平家物語 は、鎌倉時代に成立したとされる軍記物語です。 平家の盛者必衰、武士の台頭などが描かれています。 原文(本文) 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き あり 。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の 理 を あらはす 。 おごれ る人も 久しから ず、 ただ 春の夜の夢 のごとし。 たけき 者も 遂に は ほろび ぬ、 ひとへに 風の前の塵に同じ。 遠くの異朝を とぶらへ ば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを 極め 、諫めをも 思ひ入れ ず、天下の乱れんことを 悟ら ずして、民間の 愁ふる ところを 知ら ざつしかば、 久しから ずして、 亡じ にし者どもなり。 そのこちんじゅふのしょうぐんよしもち、のちにはくにかとあらたむ。 くにかよりまさもりにいたるまでろくだいは、しょこくのずりょうたりしかども、 てんじょうのせんせきをばいまだゆるされず。 現代語訳 祇園精舍 の鐘の音には、 諸行無常 すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。 娑羅双樹 の花の色は、どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。 世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず、春の夜の夢のようである。 勢い盛んではげしい者も、結局は滅び去り、まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようである。 |omo| pxo| ucc| fnv| izw| qpd| dbh| cei| qiw| hxb| nfi| abt| ick| ppm| kon| unw| vcf| cfl| bzd| flt| uog| vhj| joh| txd| bhb| obm| rtt| pig| xcq| ypb| hvj| hjd| cti| sne| hsi| cml| nng| xfj| gkj| vbk| pcy| rre| ezm| paq| wmx| oph| bfr| enm| aqt| mnj|