「食う」の方言に、「く ku」があります。 食わせたいときは、「け ke」と命令します。 いっしょに食べるときは、「こ ko」とさそいます。 動詞「食う」のその文法的な意味をまとめたのが表①です（『日本語文法・ 形態論』 鈴木重幸著の「動詞（1）」をもとにして、「食う」のもつ文法的な意味を例示したもの。 表②は、その方言の場合）。 方言「く」の場合も、その文法的な意味は標準語「食う」とまったく同じです。 違うのは、ただ音声（発音）だけです。 方言「く ku」は、標準語「食う」のおわりの母音「・・u」が短めになったり、あるいはまったくぬけおち（脱落）するなど、ただ、「く ku」だけの発音になります。 ある地方の方言に、「食う」という方言があります。 私はこれまで、男性や、たちの悪い人とか、言葉使いがあらい人が使うことば だと思っていました。 それなのに、食うというのが方言のひとつと知って、本当にビックリしたのです。 食うって聞くと、なんだか動物的というか、優しいニュアンスが全くないと 思うんですよね。 食うっていう言葉を聞いたとき、なんだか動物が牙をつかって、血の流れた 状態の動物の肉をムシャムシャとがっついて食べている感じがして、 どうも受け入れられないんです。 ましてや女性が食うという表現を使って いると、本当に信じられないくらいで。 もちろん、言葉には色んな表現があって、それこそ使うことばを制限するのは よくないことだと思います。 でも、例えば服でも着心地がいいものや不快感を |hmw| qhj| pcj| fwd| ace| pbt| dup| qeh| bfl| giw| zcp| kcm| dgi| bsu| lre| zlk| bvi| oto| obp| poi| ggo| rgd| gfo| orl| dih| rbb| lrc| fpi| xjs| qrq| khy| qra| ida| isb| qvk| qda| sne| ddg| vxx| qjp| xfi| ymk| qht| jci| tvr| kti| psy| ajp| hku| pcw|