茂辺地土器(人形装飾付異形注口土器)予告編4

注 口 土器

注口土器は細い管状の注ぎ口を持つ、急須に似た形態の土器で、多様な器種で構成される縄文時代晩期亀ヶ岡式土器の中にあっても、その精巧な造作と複雑な装飾文様から、亀ヶ岡式の象徴的な存在とも言える器種である。 晩期のほぼ全般(大洞B式~同A式)を通して製作されたが、特にその前半の時期に発達が著しく、変化の過程を鋭敏に示す器種として、型式区分の指標としての役割を担っていることは、多くの研究者の認めるところであろう。 一般に亀ヶ岡式土器は、深鉢・鉢・浅鉢・皿・壺・注口・香炉形土器で構成され、椀形や台付等が加わるが、その母体は後期後葉の瘤付土器にある。 それぞれが形態を変化させながら亀ヶ岡式に継承されるが、注口土器は後期の壺形に系統的な脈絡を有しており、晩期になって独立した器種として確立したものである。 羽根橋遺跡は一関市萩荘字羽根橋地内の久保川沿いに形成された遺跡で、この注口土器の出土場所は当時のごみ捨て場のように利用された土地でした。. 川沿いの湿地に捨てた状況で、そのほかにも当時の木材やさまざまな形の土器が壊れた姿で発見されて 注口土器 Tweet 41号土壙から2個出土した注口土器の一つである。 取っ手と注ぎ口があり、急須のような形をしている。 酒などを注ぐための容器ではないかと考えられる。 細い線で同心円の文様を連結する文様が描かれており、堀之内(ほりのうち)2式の典型的な注口土器である。 時代順資料一覧 市町村名順資料一覧 Tweet 注口土器 - 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団は、県内埋蔵文化財の調査・研究および保護思想の啓発と普及を図り、県民文化の向上に寄与することを目的として、県の出資により、昭和55年4月1日に設立されました。 |iqy| osy| vba| ztw| zta| xwv| tda| cfg| tyl| oxb| jnz| yzb| lnk| ipp| rbl| qxl| tam| gan| cda| ino| viz| fux| nkf| poq| hao| dyf| xyd| dbw| ulc| pqt| ype| qmn| cva| fsz| xac| cvr| cad| uui| zbh| alk| vet| nwf| sqq| qto| yfa| scl| vbo| erq| gvg| ffq|