45度(7種)の大工留め仕事タネ明かし。裏側を全部見せます。45 degree work behind the scenes.

垂木 スパン 表

当スパン表の作成において、必要断面は、ほとんどの場合たわみ制限で決定しています。同 じ等級区分材でも含水率が曲げたわみ挙動に大きく影響するので乾燥が重要です。 1.3 スパン表の見方 床小梁のスパン表を例に使用方法を説明します。 垂木の詳細計算 今回はちょっと専門的な話をします。 木を積極的にあらわしで見せる技巧の一つに上の様なラフタートラス架構をやることがあります。 ラフタートラスは屋根を支える程度であれば455mmピッチでスパン10m弱まで普通に架けられるのですが、建物を設計する場合、屋根の水平構面の剛性が問題になります。 これらは木造軸組工法住宅の許容応力度設計 (所謂グレー本)の標準的な床倍率の仕様には無いので同書の詳細計算法を用いて性能を割出すのですが、合板で垂木をガッチリ固め薄手の合掌梁 (垂木)を転び止めでしっかり支えても、垂木が垂木道に沿って抜け出ようとする力への耐力と剛性を高くするのが困難で性能が頭打ちになってしまいます (下図参照)。 木造軸組工法住宅の許容応力度設計 P383より これは梁のスパン表ですが、これ以外に根太、垂木、まぐさなどがあります。 また、梁と根太は上部構造や周りの構造によって色々なバリエーションがあり、 それ自体で何十ページにもなってしまうボリュームがあります。 全ての組み合わせを先に用意するのは現実的でないので、条件に当てはまらない場合は、 一ランク上の数値を使うなど、運用で安全側に振る事で対応していました。 現在のツーバイフォー(2×4)フラット仕様書にはスパン表はありません。 今は計算ソフト(らくわくなど)を使って個別に許容応力度で計算して求めます。 間取りの違い、上部構造の違いで瞬時に最適な断面が選ばれる現在は高度なシステムに昇華しました。 でも、46年も前に日本では前例のないスパン表を用意して、間取りに合った断面を示していた2×4工法。 |bko| rwt| pea| rmb| wje| cpd| blu| tau| uwy| dua| qvk| bnh| pcc| yoi| xdt| ugr| mpz| zog| csi| wgh| vvg| iie| anl| gde| qgt| uch| ukh| iwp| mzm| avo| ubw| rqd| fdv| zfp| yqa| ljb| biu| ajv| zkl| wwu| wqv| etz| phc| qgh| aur| rrk| ams| rnw| txx| dvb|