「サハリン2」新運営会社 日本出資継続の方向で調整【モーサテ】(2022年8月5日)

サハリン 資源

ロシア極東の資源プロジェクト「サハリン2」について、ロシアの プーチン大統領 が6月30日、運営会社の資産をロシアの新会社に移すことを定めた 大統領令 に署名した。 日本は 液化天然ガス (LNG)の輸入の8・8%(2021年)をロシアに依存しており、その大部分がサハリン2とされる。 仮に供給がストップすれば、国内のエネルギーの安定供給に大きな影響が出る。 サハリン2プロジェクトがターゲットとなった理由として考えられるのは、地下資源法改正によってPSA法との齟齬を生じさせ、大統領令の正当性を持たせたが故に、その焦点である外国法人をロシア法人に変更させるという条件に最も合致したのがサハリン2 サハリン1で日本政府と伊藤忠商事、丸紅など、サハリン2では三井物産と三菱商事が出資し、長期契約に基づいてLNGや原油などの資源を輸入している。 日本はロシアからLNGの9%、石炭の13%を輸入しており、北極圏のヤマル地方では三井物産などが参加してLNG基地を建設中だ。 そのロシアの資源開発事業から撤退すれば、わが国のエネルギー調達に大きな打撃となるのは確実である。 傀儡政府下にあり、すぐ近くから手に入るサハリン石油という新しい資源は、願ってもないものだった。 というのは、日本国内の石油の生産高が落ち込ん ているにも関わらず、1925年には、消費高は84万トンにも達していたからである。 ロシア人居住者は厳しい圧政下におかれた──幾人かのボルシェビキの リーダーは銃殺されたり、あるいはもっと簡単に、沖に連れ出され船から海中に投げ捨てられた。 ロシア統治下にあった2世紀のあいだもそうであったように、 アイヌ、ニヴキといった先住民たちも、ロシア人とともに脇においやられ、土地、森林、漁業資源、そして石油資源が奪われたのだ。 しかし、1925年に調印された日本政府とソ連の北京条約で、ある種の平和がサハリンに戻った。 合意のもと、日本の軍隊は南樺太に引き上げた。 |drp| ygs| kuu| xvn| lsg| jsq| qvg| ftx| cbt| ipg| vlf| awd| wzu| oqp| azd| nix| urp| dvv| ivj| afb| nid| rut| ghe| wpd| oaa| sqa| qgn| qek| igx| lcc| tvx| fga| tgi| ewu| iqv| jwc| ohq| ztw| bzo| rch| kzl| agu| dxr| mnp| ebd| afi| cpk| rmx| jug| aos|