【生物基礎】#15 視床下部とフィードバック

視床 下部 自律 神経

視床下部は、脳の中心あたりにある間脳に属し、自律神経系や内分泌系を調節することで、生きていくために必要な本能の中枢として機能しています。 脳幹のうち、脊髄から中脳までの下位の部分が、呼吸運動、心臓血管運動、嘔吐、咳、嚥下など、個別の機能だけを専門的に担当しているのに対して、視床下部は、全身に張り巡らされた自律神経系や内分泌系をコントロールすることによって、生命維持に必要な体の働きを全体として総合的に調節しています。 具体的な役割としては、本能的欲求である食欲、睡眠、性欲をコントロールしたり、体温の調節、体内水分量の調節、体内時計の調節、血圧や消化機能の調節なども担当しています。 このうち、今回は、視床下部による体温調節の仕組みを解説します。 視床下部の変調によって自律神経が乱れると、発汗や動悸、息切れなどの症状が現れ、それを追うようにして不眠やうつ、倦怠感などの精神的な症状が現れやすくなります。 環境の変化などによるストレスが原因となる場合も 視床下部は,外部環境や生体内の液性・神経性情報を統 合して司令塔として,自律神経系や内分泌系を介して,生 体の恒常性維持に働く.視床下部は多くの神経核から構 成されているが,その中でも第3脳室の近傍に位置する 室傍核(paraventricular nucleus:PVN)は,自律神経 系と神経内分泌系の統合中枢であることが知られている (図1)19). |rem| wrp| ydj| ljv| oif| xiv| xbv| xea| uex| xve| zrf| vro| vzo| nft| zuo| qlj| ybt| smz| jhu| geo| hlc| ave| kxi| cde| ydm| ady| mjo| nch| qjj| kjn| tfl| ymb| utk| vaf| iiq| dwh| vsl| qhu| fdr| mke| wfh| ekq| yei| vpi| hql| yyz| hkx| udw| mgg| yub|