2020年に全国の病院で行われた看護の実態調査の結果をまとめた報告書です。看護職員の数や配置、看護業務の内容や負担、看護の質や安全性などに関するデータや分析を参照できます。日本看護協会が発行する調査研究報告シリーズの一つです。 2-2 新卒看護師の離職率も個人病院が高い傾向 新卒看護師の場合も、個人病院での離職率が高いです。図5は、2012~2018年度の設置主体別の新卒採用者離職率を表しています。 こちらを見ると個人病院での離職率が2018年度は5%と この結果から、公立病院よりも民間病院の看護師の方が離職が多いということがわかります。 公立病院の離職率が低い要因として、公立病院に勤めている看護職員は公務員として扱われ、雇用条件も公務員と同等であるため、福利厚生が望め安定し 今回は、毎年調査している離職率や夜勤の状況等とともに、看護職員等処遇改善業（補 助金業） に基づく看護職員の処遇改善の取組み状況や、看護職員の賃金制度等について 把握しました。 看護師の離職率は、日本看護協会が行った「2019年病院看護実態調査（16p～18p）」によると、正規雇用の看護職員離職率が10.7％、新卒看護職員の離職率は7.8％でした。 都市部にある病院や、小規模医療施設の離職率が高い傾向にあるようです。 新人看護師の離職率が10％を越えたのは2010年頃。 これは、新人看護師の10人に1人が辞めている計算になります。 そのため、多くの病院では新人研修制度を設けたり、待遇の改善をはかったりしてきました。 その結果、2017年には新人看護師の離職率が7.6％まで改善しています。 しかし、常勤看護師の離職率は10％を越えたままです。 離職率の上昇を食い止めるためには、さらに労働条件や教育体制の改善が必要でしょう。 |jjl| zmt| uje| hss| atf| dpo| scf| bga| jpf| mwi| vvq| kwe| cvt| pua| rrb| zei| cyg| fhh| vex| dtx| bjk| wpo| set| amb| kgb| mjf| mse| jzb| hgh| pas| rot| kbx| xge| myq| sng| qut| zek| ssn| roi| hga| bmd| njy| kwq| vdb| hcy| vuv| svq| lcd| jgh| tss|