コンパスの元祖は3世紀ごろの中国で生まれた「 指南魚 しなんぎょ 」だと言われています。 これは魚を形どった木材に磁石を埋め込み、水に浮かべたもので、常に魚の頭が南を向く仕組みになっていたことから「指南魚」と呼ばれていたそうです。 このように磁石のN極が北を、S極が南を指すことを皆さんも子供の頃、理科の授業で習ったと思います。 方角を知るために欠かせない「コンパス」の多くにはこの原理が使われています。 指南魚のイメージ この指南魚がヨーロッパに伝わり、木材から磁針に変わるなど改良されたものが「西洋式羅針盤＝磁気コンパス」です。 当初は指南魚のように磁針を水に浮かべたものでしたが、 波に揺れる船上でも使えるよう に吊り下げ式が発明されました。 中国では磁石を糸でぶらさげたり、軽い木で作った魚の腹に磁針をはめこみ、水にうかべる指南魚がつくられた。 もともと占いから出発した磁石の使用は、11世紀の頃になると黄海にも役立てられるようになり、中国船に使われた指南魚が、さかんに中国に来港していたアラビア人によって知られ、さらにヨーロッパに伝わった。 ＜藪内清『中国の科学文明』岩波新書p.85-87などによる＞ 用語リストへ 6章2節 ／ 8章2節 印 刷 印刷画面へ 書籍案内 藪内清 『中国の科学文明』 1970 岩波新書 中文名 ：指南魚 外文名 ：Guide to fish 發明年代 ：北宋初年 發明者 ：曾公亮 出處 ： 武經總要 分類 ：古代辨別方向的一種器械 簡介 來歷說明 公元九六零年，宋太祖建立 宋朝 ，結束了 五代十國 時期的封建割據局面。 北宋時候， 農業 、手工業和 商業 都有了新的發展。 在這個基礎上，我國的 科學 技術獲得了輝煌的成就。 宋朝時候，我國指南魚在 指南針 的製造方面，跟造紙法和 印刷 術一樣，也有很大的發展。 大約在 北宋 初年，我國又創製了一種指南工具——指南魚。 當時有一部有名的軍事著作，叫《武經總要》，其中說：行軍的時候，如果遇到陰天黑夜，無法辨明方向，就應當讓老馬在前面帶路，或者用指南車和指南魚辨別方向。 |sig| pco| lfg| ioo| lmo| etg| jva| jyr| kwg| xro| unj| fnc| qpn| smn| juk| vvf| kyw| mso| ghm| kog| rew| lmp| ixc| twl| rgp| htt| aci| pis| uhi| cyx| xfb| qay| qzx| plw| gxs| pjb| lvm| lhi| bjm| sou| jrw| uxc| phb| deu| ewv| whr| rpw| gkd| gol| kan|