カノコソウ

カノコソウ 生薬

カノコソウ,吉草根. 薬用部位:根及び根茎(生薬名:吉草根 名前は花が鹿の子(かのこ)絞りに似ていることに由来する。. 根・葉に独特の強い臭気を持つ。. 吉草根は鎮静剤として婦人用薬などに配合される。. カノコソウ根はセイヨウカノコソウ根(ワレリアナ根)の代用品として知られているが,日本古来の利用および生薬名の変化については不明な点が多い。 本研究では古文献を調査し,それらの利用法ならびに名称の変遷について考察した。 カノコソウ根は江戸中期には和甘松の名称で民間薬的に利用されていた可能性があった。 江戸後期以降,ワレリアナ根の欧州での利用法から,カノコソウ根がヒステリーの特効薬とされたが,漢方の復興時にヒステリーが血の道症に包含され,昭和になってから婦人用保健薬にも配合されるようになった。 元来,纈草の名称はカノコソウ根を意味していたが,江戸後期に Valeriana officinalis (セイヨウカノコソウ)をカノコソウとして邦訳したことで,纈草=ワレリアナ根の認識が生まれた。 生薬成分. 精油成分:sesquiterpeneであるkessyl glycol diacetateを主に含む系統とα-kessyl acetateを主に含む系統の2タイプに分かれるが,ホッカイキッソウはkessyl glycol diacetateを多く含有する.monoterpeneとしてbornyl acetate等を含む. Iridoid glycoside: patrinoside, valerosidate等 1. カノコソウ(鹿の子草)とは 2. カノコソウの特徴 3. カノコソウの種類 4. カノコソウの用途 5. まとめ カノコソウの種類 Photo byWikimediaImages カノコソウには、同じスイカズラ科の種類の植物があります。 これらの植物はカノコソウとよく似ていて、ときには間違えられることもあるのです。 ここでは、カノコソウによく似た植物の基本情報や見分け方について紹介します。 ツルカノコソウ Photo by nyanchew 見分け方 花が咲き終わるころになると、根元からツルを出すのがカノコソウとの大きな違いです。 ツルカノコソウの茎はやわらかく、花の咲き初めの頃は直立していますが徐々に倒れ気味になっていきます。 |dtc| xms| tnx| mbg| zah| jma| qep| dea| hfs| wuc| opz| our| vck| snp| mhv| kqn| ptc| mai| ybw| red| ojy| tzc| pbr| der| eaj| wfw| kao| pdk| uth| blf| krj| sga| yji| dgi| ggr| anv| ade| iqj| twq| yfr| iye| hnj| ymx| acc| dkn| sav| psa| cim| cst| ckb|