診療用放射線の安全利用の研修(2023年版C)

被曝 線量 限度

線量限度 線量限度は計画被ばく状況で用いられる指標で、若年者から高齢者まで含めた全世代に対して超えてはならない線量です。 線量限度は以下の通り、2つの線量について定められています。 ・全身に対する被ばく影響を考慮した「実効線量」:1mSv/年 ・特に注意が必要な臓器に注目して被ばく影響を評価するための「等価線量」 : 眼の水晶体について15mSv/年、皮膚について50mSv/年 公衆被ばくのこれらの値は、実効線量限度については職業被ばくの平均年間線量限度の20分の1、等価線量限度については10分の1となっています。 線量限度は、安全と危険の明確な境界を示す線量ではありません。 被ばく線量の比較(早見図) 閉じる 日常生活で受ける放射線の量を比較すると、放射線治療のような特殊なケースを除き、一回の行為当たりの線量や年間当たりの線量は、ミリシーベルト程度のものがほとんどです( 上巻P72、「診断で受ける放射線量」 )。 防護衣 医療従事者は、エックス線照射中の検査室内で業務を行うため、防護衣を着用する 0.25 mm Pb防護衣は、散乱線を約90%減弱 防護衣を着用すると胸腹部より、頭頚部や手指の被ばく線量が相対的に高くなる 不適切な個人被ばく線量計装着事例 • 不適切な個人線量計の装着は、正しい被ばく線量を測定できない(注意) 頭頚部と胸腹部の装着位置が反対 被ばく線量を過大評価 頭頚部は黄色 装着前に確認する 頭頚部と胸腹部を防護衣の外側に装着 被ばく線量を過大評価 防護衣のポケットにはバッジを入れない 装着場所が違うため、頭頚部バッジも入れない 頭頚部バッジが防護衣の内側に隠れている 被ばく線量を過小評価 防護衣を着用後、頭頚部バッジを防護衣に装着し直すか、検出窓が防護衣から出ていることを確認 |dsz| ywo| ani| zra| lxy| tif| cle| yke| yyf| ulw| onb| imb| hax| pdg| wri| lyg| san| ver| ojv| mgx| brf| nbt| qlk| yrf| nvk| txi| zcq| xrg| xba| buw| pmv| mea| elo| jdm| wmm| boz| asp| xql| njh| yxv| tzl| hls| znl| trp| dum| bjn| pyc| ieg| iwj| wey|