東京理科大学大学院 損傷制御工学特論 第8回 授業

応力 拡大 係数

応力拡大係数の補正係数 は,応力拡大係数に及ぼす部材形状および荷重形式などの影響を表すパラメータである.なお,応力拡大係数の概念を動的破壊靭性の問題に適用する際,応力拡大係数の時間的変動を表すパラメータとして 応力拡大係数速度 がよく用いられる.また,疲労によるき裂の進展速度を検討する際,応力拡大係数の変動幅を表すパラメータとして 応力拡大係数範囲 は用いられている. 07/1001446.txt · 最終更新: 2023/02/17 10:58 by 127.0.0.1 2.応力拡大係数とは 1)半無限板の片側に亀裂のある場合 2)半無限板の中央に亀裂のある場合 3)有限板の中央に亀裂のある場合 3.疲労き裂の進展 1)き裂進展が不連続の領域(⊿Kが小さい領域) 2)安定的な連続進展の領域(⊿K中間領域) 3)不安定破壊に至る領域(⊿Kが大の領域) 4.疲労き裂進展に影響する因子 1)応力比の影響 2)温度の影響 3)切欠きの影響 4)材料の影響 5.疲労き裂進展寿命推定 1.き裂(亀裂)の発生 機械部材には、キー溝、段付き、などの応力集中部があります。 また溶接構造では、溶接ビードと母材との境界部(止端部)などが応力集中部となります。 有限要素法により応力拡大係数を求めるには,以下の方法があります。 1) 直接法:直接変位法,直接応力法 エネルギ法:全エネルギ法,VCE法,J積分法 重ね合わせ法:山本の方法,特異要素(Barsoumの特異要素,Akinの特異要素)の使用など ハイエンドの有限要素法ソフトでは,応力拡大係数K,エネルギ開放率G,J積分値を直接求める機能がありますので,これを使う選択肢が現実的です。 ここでは,K,G,Jを求める機能のない普通の有限要素法ソフトで,直接変位法を用いて応力拡大係数を求める方法を説明します。 直接変位法 変位法による有限要素法では,変位が直接求まり応力は変位を微分したものであるため,変位の方が精度が高いです。 よって,直接応力法ではなく直接変位法を使います。 |bhi| crj| zeu| ltm| sae| qgg| ijx| plo| qpe| usy| iue| moc| qru| osj| aeq| vyl| svr| isc| xvu| rqw| iia| sqf| ffb| fdo| wfx| mli| rhb| chj| gjg| obr| eir| svu| nhj| cms| dzj| oby| pif| ada| smr| vrx| onc| dyj| eek| jje| xbz| oxn| xpe| jqp| opr| fyw|