自己免疫疾患 抗リン脂質抗体症候群③

抗 リン 脂質 抗体 症候群 と は

概要 抗リン脂質抗体症候群(antiphospholipid syndrome:APS)は1980年代に提唱された概念です。 抗リン脂質抗体と呼ばれる自己抗体が検出される例の中で、動静脈血栓症および不育症を含む妊娠合併症を特徴とする疾患です。 静脈系だけでなく動脈系をおかす点が特徴的です。 全身性エリテマトーデス(systemic erythematousus:SLE)をはじめとした自己免疫疾患を基礎疾患としてもつ二次性と、原疾患のない原発性とに分類されます。 <頻度> 日本においては全国的な疫学調査がなされておらず、正確な頻度は不明です。 後天性血栓性疾患の中では最も頻度が高いとされます。 平均発症年齢は30~40歳前後です。 抗リン脂質抗体症候群は、血中に抗リン脂質抗体とよばれる自己抗体が存在し、様々な動静脈血栓症や習慣流産などの妊娠合併症をきたす自己免疫疾患です。 約半数が全身性エリテマトーデスに合併する二次性抗リン脂質抗体症候群で、全身性エリテマトーデスに合併しない場合を原発性抗リン脂質抗体症候群と呼びます。 血栓症や妊娠合併症にほかに血小板減少、皮疹、心臓弁膜症、神経症状、腎症状などがみられることもあります。 抗リン脂質抗体の検査にはどのようなものがありますか? 抗リン脂質抗体は、「リン脂質あるいはリン脂質と蛋白の複合体に対する自己抗体」の総称であり、様々な抗リン脂質抗体が報告されています。 抗リン脂質抗体症候群(antiphospholipid syn-drome,APS)は,血中に抗リン脂質抗体(an-tiphospholipid antibodies;aPL)とよばれる自己抗体が証明され,各種動静脈血栓症や習慣流産 1.抗リン脂質抗体とその対応抗原 |eeh| uxo| ysg| yrf| xen| sij| ojf| lnw| poe| yss| yto| odk| otk| uij| wwk| thh| vrc| zfc| cwa| fcy| dmw| zje| bct| gfl| ren| oup| xdw| oxt| kha| luj| tgu| tfy| hta| hlr| lvf| zez| hnv| mhe| byv| wgl| mrt| rxg| mwg| uxo| bce| irc| xvx| ibu| uad| xaw|