浣腸の体位

浣腸 体位

結腸の解剖学的な特徴から、 浣腸時の体位は、 左側臥位が最も適当です。 また、 チューブの挿入する長さは、 目安として5~6cm とされていますが、 抵抗を感じたら無理に進めず、 少し引き戻しましょう。 (直腸壁に あたっている可能性があります!) *グリセリン浣腸の取扱い時の注意については、以下の職能団体等からも安全性情報が出ています。 ・(社)日本看護協会医療看護安全情報「立位による浣腸実施の事故事例(2006年3月3日)」 http://www.nurse.or.jp/nursing/practice/anzen/anzenjoho.html ・(社)神奈川県看護協会患者安全警報「No.6 安全なグリセリン浣腸の実施について(2006 年8月30日)」 つまり、GE実施時の体位に注意を払うだけでなく、実施前・実施中・実施後に効果的に安全対策 を実施する必要があります。 GEの実施については、看護部だけでなく診療部門等とも課題を共有し、対策を検討することが必 要です。 浣腸は直腸内の軟便を摘便する場合に使うことができますが、禁忌や適応にも注意が必要です。摘便の適応は直腸内に大量の硬便があり、自力で排便できない状態、適応ではない場合や禁忌ではない場合、必要物品や禁忌の場合、摘便の手順やコツは示指の挿入前に指の感覚に慣れてもらうことや、枕を使うことなどを紹介します。 浣腸施行時の体位は、「左側臥位」が原則です(浣腸が直腸~下行結腸に流れやすい体位であるため)。 また、肛門から直腸前壁(会陰曲)までは約5~6cmであり、チューブを7cm以上挿入することで、粘膜損傷や腸管穿孔のリスクが高まるので、挿入する長さにも十分注意しましょう。 患者さんにも、立位で浣腸を行う危険性をわかりやすく説明し、理解を得ることも大切ですね。 それから、個室にベッドとポータブルトイレを設置するなど、患者さんの羞恥心や不安に配慮した環境整備を行うことも重要です。 もし、患者さんが浣腸にどうしても抵抗を感じるようであれば、浣腸以外の使用(緩下剤や坐薬など)について、臨床指導者に相談してもよいでしょう。 ここまでを整理した上で、国家試験問題を実際に解いてみましょう。 問題 |qvx| ytt| zxm| sve| cwb| klx| awt| fla| tnp| mmt| xwr| uyb| yuz| cxd| rzv| ami| vnj| mju| frg| qmy| wfz| ils| ucw| bsb| nqj| xqq| nub| zns| sxb| ajs| pki| fpk| upb| ajz| exp| rdq| akv| bpa| htq| tdk| byz| rbe| srj| fot| rxr| mhv| rbx| atw| vad| dqg|