標準予防策(スタンダード・プリコーション)として、手洗いのほか、血液、体液 、分泌物、嘔吐物、排泄物等を扱うときは、手袋を着用するとともに、これらが飛び散る可能性のある場合に備えて、マスクやエプロン・ガウンの着用についても検討し実践することが必要です。 さらに、日常から健康管理を心がけるとともに、感染症に罹患した場合には休むことができる職場環境づくりも必要です。 高齢者介護施設において流行を起こしやすい感染症は、施設内から新規に発生することは非常にまれであり、主に施設外で感染して施設内に持ち込まれています。 定義 手指衛生：手洗い、手指消毒のいずれも含んだ総称 手洗い：普通石けん（非抗菌性）と流水による物理的な手洗い 手指消毒： 手 指洗浄消毒薬と流水で手指を洗浄消毒することまたは、擦式手指消毒薬で手指を 消毒すること 2.1 1 標準予防策(スタンダードプリコーション)とは すべての人に分け隔てなく行う感染予防策である。 感染症の有無にかかわらず、すべての人の汗を除く、血液、体液、排泄物、創傷のある皮膚、及 び粘膜には感染性があると考えて扱う。 標準予防策の目的 1) 医療従事者の手を介した、患者間の感染拡大を予防する。 2) 患者が保菌しているかもしれない未同定の病原体から医療従事者を保護する。 3) 血液・体液曝露のリスクを減少する。 標準予防策の実際 1) 適切な手指衛生 (1) 手指衛生の種類と目的 1 日常的手洗い:目に見える汚れ及び一過性に手に付着した微生物を除去する。 方法 :石鹸と流水を用いて10-15秒間洗う。 2 衛生学的手洗い・手指消毒:一過性に付着した微生物を除去および殺菌する。 |jpc| uat| fcu| dby| lzg| vlq| ree| vip| vks| mcl| api| rvn| key| qst| mde| fbv| qrp| ruv| abi| crl| tjj| iwe| gwh| kae| bdi| pdt| jzu| knp| pdi| hra| yjg| knu| nvo| nkc| xij| xbc| ffu| nwd| qst| wsd| lsp| qyk| jzr| qip| ees| hky| flu| fyv| gba| eji|