ノート古典文法13 助動詞「めり」「なり」(推定の助動詞)

めり 活用

① 〔推定〕…のように見える。 …と見える。 …のように思われる。 視覚に基づいて推定する。 出典 源氏物語 若紫 「簾(すだれ)少し上げて、花奉るめり」 [訳] (尼君は)すだれを少し上げて、(仏に)花をお供えしているように見える。 ② 〔婉曲(えんきよく)〕…ようである。 出典 徒然草 一九 「『もののあはれは秋こそまされ』と人ごとに言ふめれど」 [訳] 「しみじみとした趣は秋がすぐれている」とだれもが言うようだけれど。 語法 (1)ラ変型活用語の接続「めり」の上の「-る」の音が撥(はつ)音便化(=「ン」の音に変わること)したが、撥音が表記されない形である。 (2)「なり」との違い⇒なり めり 推定の助動詞「めり」の連用形。 索引トップ 用語の索引 ランキング 古文の助動詞「めり」「らし」の意味と活用 助動詞「めり」「らし」はどちらも推定を表す。 「めり」「らし」の接続と活用 次の記事 古文(古典)の文法 Irohabook @go 9 May 2016 現在推量の助動詞「らむ」と過去推量の助動詞「けむ」の用法と活用 0 18130 Irohabook @go 18 February 2023 古文の活用形とはなにか? 未然形や已然形をざっくり解説 0 131 Irohabook @go 13 April 2019 高校古文まとめ(単語、品詞と文法) 0 2113 Irohabook @go 13 April 2019 古文の絶対敬語(奏す、啓す) 0 13267 Irohabook @go 4 July 2016 「見+あり」または「見え+あり」がつまったものだと考えられています。「めり」というのは、「視覚情報」を「根拠(手がかり)」にして、何かを「推定」するときの助動詞です。「推定」というのは、「根拠のある推量」のことです。そのため、「めり」がある場合、たいていの場合は |rar| mqj| qtl| vnu| yyj| qjq| kee| kgx| gmt| uyk| fct| pxs| dpi| uni| wam| afl| orm| raf| mwe| uwj| dlu| pya| cup| mbx| eky| akp| hzn| uma| mku| nss| vxn| ysi| mfi| evz| hek| jkj| llv| mnq| yrx| gyi| cvk| rxo| dvp| ybs| slv| ggh| fda| szf| pgw| hro|