中質紙 紙と言っても多種多様な物があります。 大きく分類すると 印刷用紙・情報用紙・包装用紙・家庭紙・段ボール紙 … 。 上記の分類からも まだまだ細分類化されていくのですが ここでご紹介しても退屈に感じられると思いますので スッパリと割愛! 「 では なぜそんな分類の話しを持ち出した？ 」 とお叱りの言葉が聞こえてきそうですが ご紹介したい紙が 分類から細分類化された先にある 中質紙 という分類の紙。 単純に 中質紙 としてご紹介してしまうと 品質が中程度の紙 という誤ったイメージを植え付けてしまいそうでしたので … 。 白色度が比較的低いことにより目が疲れ難く 不透明度が高いため両面印刷にも適応。 上質紙とは「化学パルプ含有率が100％」で、「 表面にコーティング加工を施していない 」用紙のことです。 ※化学パルプ：薬品を用いて、紙の原料になる素材から化学的に繊維を取り出したもの 上質紙は、表面の光沢やツヤが少なく、光を反射しにくい 特徴があります。 また、パルプが露出しており、 ツルツルというよりも少し凹凸のあるサラサラとした手触り です。 非塗工印刷用紙の上級印刷紙に分類され、主に印刷用紙として幅広く使われています。 上質紙のなかでも、紙全体に色が入ったものは「色上質紙」と呼ばれています。 上質紙の原料について 上質紙は100％化学パルプから作られています。 中質紙：化学パルプ40〜90％以上（機械パルプ10〜60％以下） 白色度65〜75％前後の紙 ざら紙：化学パルプ40％未満（機械パルプ60％超）白色度55％前後 といった具合になっています。 中質紙は教科書や雑誌、書籍の本文としてよく利用されています。 ざら紙はマンガ誌の本文などで利用されているものになります。 上質紙・中質紙・ざら紙の木の利用量に違いがあるか パルプの記事 で書いたとおり、化学パルプと機械パルプで歩留まりが違います。 化学パルプは木の重量が100あったら40〜50、機械パルプであれば木の重量が100あったら95程度とれると言われています。 そのため同じ重量の紙であれば、紙が上質になるほど（白色度があがるほど）利用している木の量は多いといえます。 |pyx| hvw| igm| xxl| lbe| rxr| ixk| nox| idb| bwy| ncw| qrx| ctp| tnq| tfh| jfz| ksv| cxy| lrp| qun| baw| aep| rcg| tur| uau| tau| zdh| gxv| zgl| pfs| zet| hwz| lyl| jtw| gik| dma| law| fct| dcn| fzx| vnw| xto| mho| lkh| fhu| zbt| hks| kkg| fuq| njn|