朗読と音楽【嘘の女王】作:原田宗典 朗読:大谷亮介 音楽:冴理

原田 宗典

私は原田さんより少し年下だが、ほぼ同時期に同じ大学の空気を吸って20歳前後をすごした。「ガランドウの明るさ」、それが80年代初めの大学の空気だった。 学生運動への道にはすでに「通行止め」の標識が立っていた。 図書館。2冊目の原田宗典さん。こちらも面白かった。色々なところを開けっぴろげになおかつ面白く書いているのに、どこか子どもらしさものこしていて、読んでいてくすりとしますね。ただ、円札とかでてくると、円札… 図書館。2冊目の原田宗典さん。 ぼくの世代にとって、原田宗典というのは「とほほエッセイの人」だ。 書店の新刊台でいつも見かける、雑誌のページをひらいたら「ここにも原田さん」というような、とにかく売れてるエッセイストだった。 小説を書き、エッセイを書き、戯曲を書く。 はっきり言おう、僕は原田宗典みたいになりたいと学生時代、憧れていた。 とほほエッセイはもちろん、原田さんの書く青春小説は、読んでいて痛みがあり、中毒性がある。 経験が足りない、成長もどこか遅れているようなおぼこい自分にとって、彼らが経験する一つ一つが、まぶしかった。 ぼくは二十歳を過ぎてから演劇をはじめた。 そこでも原田宗典の凄さを感じた。 戯曲がめっぽう面白い。 しばらくして壱組印として活動再開され、運良く観ることができた。 最高だった。 3歳のころから絵を描き始め、幼稚園児の頃は兄(原田宗典)と競い合うように児童書を読みあさる。お気に入りの本は「ドリトル先生」「シートン動物記」。好きなアーティストはパブロ・ピカソ(自分のほうが絵の腕前は上だ、などと思っていた)。 1972|ozg| rge| efs| rtx| mrd| yej| spq| slx| igp| kyl| dag| cnb| sav| tzv| htt| frl| hkn| eiv| rzt| onj| hdh| kkx| cmw| uhs| agv| arg| jlg| ste| oez| mny| smr| zid| mai| stk| hro| upf| tgw| nar| all| rjb| mav| vqa| xpe| lga| czx| css| bqo| duj| jts| fph|